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アフガニスタンの複数のメディアによりますと、カブール西部で現地時間の17日午後、2度の爆発がおよそ30分の間に相次いで起きました。

タリバン傘下の内務省の報道担当はこのうち最初の爆発が、車に仕掛けられた爆発物によって引き起こされたという見方を示し、これまでに1人が死亡、女性3人を含む6人がけがをしたと明らかにしました。

爆発のあと、過激派組織ISはインターネット上に犯行声明を投稿し「ISの戦士たちが2台のバスに爆弾を仕掛け、背教者を死傷させた」として関与を主張しました。

2度の爆発が起きた場所はいずれも、ISが敵視するイスラムシーア派のハザラ人が多く住む地区です。

アフガニスタンではタリバン復権してから3か月がたちましたが、ISはシーア派のモスクを狙った自爆テロを行うなど活動を活発化させていて、治安の安定が課題となっています。

国連の安全保障理事会は17日、アフガニスタン情勢について会合を開き、現地で人道支援活動などにあたる国連アフガニスタン支援団のリヨンズ事務総長特別代表が報告しました。

この中で、リヨンズ代表は、ISの地域組織について「その活動は、かつては首都カブールといくつかの州に限られていたが、いまでは34の州ほぼすべてに及び、ますます活発になっている」と指摘しました。

リヨンズ代表によりますと、ISの地域組織によるとみられるテロや襲撃などは、ことしに入ってから10月までに334件と、去年1年間の5倍以上に上り、アメリカ軍が撤退して以降、急増しているということです。

リヨンズ代表は「タリバンがISの地域組織の活動を食い止められていない」と指摘し、治安の悪化に危機感を示しました。

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