ベラルーシ政府 中東からの移民保護を強調もEUと対立深める #nhk_news https://t.co/tE4Em0pf6d
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月24日
旧ソビエトのベラルーシ西部に位置するポーランドとの国境付近には、中東からヨーロッパを目指して大勢の移民などが集まり、寒さの中で厳しい生活を続けています。
ベラルーシ政府は、国境付近にいた一部を近くの物流倉庫に移動させ、食事を提供するなど人道的に支援していると強調した上で、国内にいるというおよそ7000人のうち2000人ほどをEU側で受け入れるよう求めています。
しかし、EUは、ベラルーシのルカシェンコ政権が、これまでに科された制裁に対抗するため、移民を意図的に集めるなど政治的に利用していると非難していて、ルカシェンコ政権との交渉には応じないとしています。
また、EUのフォンデアライエン委員長は、23日に行った演説の中で、アメリカやカナダ、イギリスとともにベラルーシへの新たな制裁を検討していることを明らかにするなど、ベラルーシへの圧力を強め、対立が深まっています。
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