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来年3月の韓国大統領選挙まで3か月余りとなる中、革新政権の継続を目指す与党の公認候補、イ・ジェミョン氏は25日、ソウルで外国メディア向けに記者会見を行いました。

イ氏は、冷え込んでいる日本との関係について「互いにとって役立つ道を進むことを願っている」と述べ、過去の問題と、社会的・経済的な交流を切り離して対応していくべきだとして、関係改善の必要性に言及しました。

しかしイ氏は「日本は、韓国を数十年間支配した前歴があり、今も軍事大国化を夢見ている。過去の歴史について日本が心から反省しているとは思えないので、私たちが心配するのは当然だ」と述べるなど、日本に対して厳しい発言が目立ちました。

また、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題については「真摯(しんし)な謝罪をすれば、賠償の問題は現実的な方策を見いだせる」と強調しました。

一方、政権交代を掲げる保守系の最大野党の公認候補、ユン・ソギョル(尹錫悦)氏は、25日行われた日韓関係に関するフォーラムで「心を開いて意思の疎通を図るべきだ。信頼を築けば、過去の問題も克服できるだろう」と述べ、首脳が相互に相手国を訪問する「シャトル外交」の再開を目指す考えを改めて示しました。

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