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4日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン金正恩)総書記が北京オリンピックの開幕に合わせて、中国の習近平国家主席に祝電を送ったと伝えました。

祝電の中でキム総書記は新型コロナウイルスの感染拡大などを念頭に「保健分野における世界的な危機と、過去に例のない厳しい状況の中でオリンピックが成功裏に開幕するのは、社会主義中国が成し遂げた大きな勝利だ」としています。

そのうえで「両国関係は何をもっても壊すことができない不敗の戦略的関係になっており、政治と経済や体育をはじめとする各分野で団結と協力を強化している」として、伝統的な友好関係を強調しました。

北朝鮮は、北京オリンピックパラリンピックについて、新型コロナウイルスが世界的に拡大しているなどとして参加しない方針を明らかにするとともに、アメリカなどが政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を念頭に「卑劣な行為だ」と批判しています。

来月9日に行われる韓国大統領選挙をめぐっては、与党「共に民主党」の公認候補で前キョンギ(京畿)道知事のイ・ジェミョン(李在明)氏と、最大野党「国民の力」の公認候補で前検事総長のユン・ソギョル(尹錫悦)氏が各種世論調査の支持率で激しく争っています。

3日夜はこの2人にほかの野党候補2人を加えた4人による初めてのテレビ討論会が公共放送のKBSなど放送局3社の主催で行われ、外交や経済などをテーマに論戦が繰り広げられました。

このうち最大野党のユン・ソギョル氏はムン・ジェイン文在寅)政権の外交について「中国や北朝鮮に対して言いなりな外交をしたためアメリカや日本との関係が崩れた」としたうえで、米韓関係や日韓関係を正常化させることを優先するという考えを示しました。

これに対して与党のイ・ジェミョン氏は「バランスの取れた外交が重要だ」と述べて、同盟国アメリカとの関係をより高度なものにすべきだとしたうえで、中国については「経済協力の関係からは離れられないため、できるだけ友好的な関係を維持することが望ましいが、指摘すべきものは指摘する」と述べました。

主要候補が支持率で激しく争う中、あと数回予定されているテレビ討論会での結果が勝敗を分ける要因の1つになりそうです。

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