ロヒンギャ約120人漂流 インドネシアが難民として受け入れへ #nhk_news https://t.co/BaQZgDBz9N
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年12月29日
インドネシアの地元当局などによりますと今月26日、西部アチェ州の沖合でミャンマーのイスラム教徒の少数派、ロヒンギャの人たちおよそ120人を乗せた木造船が漂流しているのが見つかりました。
現地で撮影された映像では、船内の人たちは体を寄せ合いながら座り、ほとんどが女性や子どもと見られます。
また船は故障し沈没するおそれがあったということで、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所や国際的なNGOなどがインドネシア政府に対して上陸を認めるよう求めていましたがインドネシア政府は29日、難民として緊急的に受け入れると発表しました。
ロヒンギャの人たちをめぐってはミャンマーで4年前に起きた軍による大規模な掃討作戦のあと70万人以上が隣国バングラデシュに逃れ、難民キャンプで厳しい避難生活を余儀なくされています。
ただミャンマーでことし2月に軍がクーデターを起こし実権を握る中、ロヒンギャ難民の帰還は進んでおらず密航業者の手を借りるなどして船でマレーシアなどを目指す人があとを絶ちませんが、上陸を拒否されたり遭難して死亡したりする事例が相次いでいます。
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