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アンネ・フランクは、第2次世界大戦中、ナチスによるユダヤ人の迫害から逃れようと、オランダ、アムステルダムの隠れ家で生活していましたが、1944年、秘密警察に見つかって拘束され、強制収容所に送られたあと15歳の若さで亡くなりました。

アンネが秘密警察に見つかった理由については、戦後、オランダの警察が捜査しましたが真相は明らかにならず、アメリカのFBI=連邦捜査局の元捜査官などでつくるチームが、6年ほど前から調査を進めていました。

ロイター通信などによりますと、調査チームはこのほど、ユダヤ人の男性が隠れ家を密告した可能性があるとする結論を出したということです。

この人物は、公証人として働いていたアーノルト・ファンデンベルフ氏で、調査チームは、自分の家族の安全と引き換えに密告したのではないかとしています。

調査では、最新の分析手法で関与した可能性がある人物を割り出し、最終的には、アンネの父、オットーに宛てて書かれたメモにファンデンベルフ氏の関与を示す記述があったことが、根拠になったとしています。

アムステルダムにある博物館「アンネ・フランクの家」は「価値のある、新しい重要な情報と、興味深い仮説を生み出した」とする声明を発表し、真相に迫る調査結果として関心を集めています。

エリック・ゼムール氏は、移民排斥や反イスラムを訴える極右の評論家で、ことし4月に行われる大統領選挙に立候補を表明しています。

パリの裁判所は17日、ゼムール氏がおととし放送されたニュース番組で、移民の未成年の若者について「泥棒で人殺しだ」などと発言したことは人種的な侮辱や憎悪をあおる罪に当たるとして、1万ユーロ、日本円にしておよそ130万円の罰金刑を言い渡しました。

ゼムール氏が憎悪をあおる発言で有罪判決を受けるのは3回目ですが、ゼムール氏は判決を受けて表現の自由や民主的な議論を締めつける司法システムが終わることを望む」ツイッターに投稿し、上訴する考えを示しました。

ゼムール氏はテレビコメンテーターとして知名度も高く、世論調査では一時、支持率がマクロン大統領に次ぐ2位となって注目が高まりましたが、最近は、右派の共和党のペクレス氏や極右政党のルペン氏に続く4位まで後退しています。

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