中国軍機 台湾防空識別圏への進入 頻繁に確認 一日で延べ39機 #nhk_news https://t.co/JD9AWNTHHz
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年1月24日
台湾の国防部は23日、台湾の南西沖に設定している防空識別圏に中国軍の殲16戦闘機や殲10戦闘機など延べ39機が進入したと発表しました。
国防部が今の形式で発表を始めたおととし9月以降、一日の数としては去年10月4日の延べ56機に次ぐ2番目の多さです。
去年1年間の進入数はおととしのおよそ2.5倍の延べ1000機近くに急増しましたが、ことしに入っても中国軍機の進入は頻繁に確認され、これですでに延べ100機を超えました。
国防部は去年11月に公表した国防報告書で、中国は武力攻撃に至らないいわゆるグレーゾーン事態によって台湾の戦力を消耗させるとともに民心を動揺させ、「戦わずして台湾を奪う」という目標を達成しようと企てていて、防空識別圏への軍用機の進入もその手段の1つだと指摘しています。
今回の進入について台湾の新聞「聯合報」の電子版は「アメリカ軍の空母などがこのところインド太平洋地域に集まっており、中国軍機の動きがこれに関係あるかどうか注意して見る必要がある」と伝えています。
中国 日米首脳会談に強く反発 両国に厳正な申し入れ行う #nhk_news https://t.co/JjA2grikys
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年1月24日
今月21日に行われた岸田総理大臣とアメリカのバイデン大統領によるオンライン形式の会談では、中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みや経済的威圧に反対するとともに、香港や新疆ウイグル自治区での人権問題に対する深刻な懸念を共有しました。
さらに、台湾海峡の平和と安定の重要性を確認し、両岸問題の平和的解決を促すとしたうえで、中国をめぐる諸課題に対し両国で緊密に連携していくことで一致しました。
これについて、中国外務省の趙立堅報道官は24日の記者会見で「両国の指導者はまたしても中国に不当な中傷や攻撃を行い、内政に乱暴に干渉した。中国は強烈な不満と断固たる反対を表明する」と強く反発し、日米両国に厳正な申し入れを行ったと明らかにしました。
そのうえで「台湾、新疆ウイグル自治区、香港は純粋に中国の内政であり、いかなる国や外部勢力も干渉することは許さない。いかなる者も、国の主権と領土を守る中国の人々の強い決意を過小評価すべきではない」と強調しました。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制