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台湾国防部の発表によりますと、日本時間の11日午後6時までに中国軍の航空機延べ21機と艦艇延べ6隻が台湾海峡周辺で活動し、航空機のうち戦闘機など延べ11機が海峡の「中間線」を越えて台湾側の空域に入ったということです。

「中間線」は中台両軍の偶発的な衝突を避けるための境界線という双方の暗黙の了解があるとされてきて、先月までは中国軍機がこれを越えることはまれでしたが、今月3日からは毎日確認されています。

中国軍はアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問への対抗措置として台湾周辺で行っていた演習を10日終えたと発表しましたが、「中間線」を越える飛行は常態化させて台湾への圧力を強めるという意思を示した形です。

一方、台湾の蔡英文総統は11日午後、空軍の作戦指揮部を訪れました。

蔡総統は「昼夜を分かたず、台湾の領空と人民の安全を守る軍に感謝する。わずかであっても領土は譲らず、自由と民主主義を堅く守って引き下がらないという軍の決意を全世界に見せてほしい」と激励しました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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