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アメリカのバイデン政権は5日、台湾に対し、迎撃ミサイル「パトリオット」の運用面での支援や関連装備を売却することを決め、議会に通知したと明らかにしました。

金額は合わせて9500万ドル、日本円にしておよそ117億円に上ります。

台湾周辺では中国軍の活動が活発化していて、台湾国防部によりますと、ことし1月から先月22日までに台湾の設定する防空識別圏に進入した中国軍機は延べ250機を超え、去年の同じ時期から倍増しています。

アメリカ国防総省は、「今回の売却は台湾の安全保障を強化し、この地域の政治的な安定と軍事的な均衡を維持するのに役立つ」としています。

バイデン政権は、ウクライナに軍事侵攻したロシアに配慮する姿勢を示している中国が将来的に、軍事力を背景に台湾の統一をはかることへの警戒を強めていて、武器売却を通じて台湾の防衛力の向上を支えていく姿勢を明確にした形です。

これについて、台湾総統府の報道官は「心から感謝する。台湾とアメリカの協力関係が盤石で、アメリカ政府が台湾の防衛の需要を非常に重視していることのあらわれだ」というコメントを発表しました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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