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大手携帯各社の去年12月時点の契約者数は、NTTドコモKDDIソフトバンクが、去年始めた割安なプランで着実に顧客を取り込む中、2けたの増加が続いていた楽天モバイルは、いくぶん伸び率が鈍化しました。

各社の発表によりますと、去年12月時点の契約者数は、
NTTドコモが8384万件、
KDDIが6142万件、
ソフトバンクが4870万件でした。

3か月前、去年9月の時点と比べると、
NTTドコモは0.4%、
KDDIは1.1%、
ソフトバンクは1.2%、それぞれ増えました。

去年から始めた割安なプランで顧客を取り込むとともに、IoTをはじめとしたインターネットとつながった機器類でも契約を伸ばしました。

一方、▽楽天モバイルは450万件で9.4%増えました。

楽天モバイルは、本格参入した直後を除けば、3か月ごとにみた契約者数は、2けたの伸び率が続いていましたが、今回はいくぶん鈍化しました。

携帯各社は、5Gのエリアを広げるため、基地局の整備などの投資がかさんでいます。

今後、個人が利用しているスマートフォンだけでなく、通信機器の契約を増やすなど、収益確保に向けた取り組みもさらに必要になりそうです。

楽天グループが14日発表した去年1年間のグループ全体の決算は、売り上げが前の年より15.5%増加して1兆6817億円でした。

巣ごもり需要を背景にネット通販の利用が引き続き多かったことや、自社が発行するクレジットカードの利用が伸びるなど、金融事業も好調でした。

ただ、グループ全体の最終的な損益は1338億円の赤字で、赤字額は過去最大となりました。

通信エリアの拡大を目指す携帯電話事業で基地局建設などの投資がかさみ、この事業だけで4000億円を超える赤字となったことがグループ全体の業績を押し下げました。

楽天グループの最終損益が赤字となるのは3年連続です。

三木谷浩史社長は、オンラインの会見で携帯電話事業について「契約者数は、いずれ1000万、1500万、2000万人と必ず増加する。法人サービスが始まれば一気に加入者は加速していく」と述べました。

一方、上場に向けた準備をしている傘下のインターネット銀行、楽天銀行について、三木谷社長は「順調に進んでおり、ことしの年末に近い時期で上場になると思っている」と述べました。

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