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クーデター後の混乱が続くミャンマーで軍と民主派勢力の対話を仲介するASEAN東南アジア諸国連合の特使が21日からミャンマーで活動を始めます。
特使のミャンマー入りは今回が初めてで、軍と民主派の対立が続きこう着した状態を打開するための糸口を見いだすことができるかが焦点になります。

特使に任命されているカンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相はASEANのリム・ジョクホイ事務局長とともに21日から23日までミャンマーに滞在します。

ASEANは去年4月の首脳級会議で特使の派遣を決めていましたが、それから11か月近くがたちようやく訪問が実現しました。

ミャンマーでは軍が市民への弾圧を続ける一方、民主派も根強く抵抗していて、互いに歩み寄る姿勢をまったく見せていません。

こうした中、特使はこう着した状態を打開するための糸口を見いだすことができるかが焦点になります。

特使は対話を仲介するためあらゆる当事者と面会することとされています。

ただ、プラク・ソコン氏は民主派勢力との対話を実現する方法は探るものの、今回は軍への働きかけを優先させる姿勢を示しています。

これに対してミャンマーの民主派勢力や軍に厳しい立場を取るASEAN加盟国の間では警戒感も広がっていて、特使は中立性についても厳しく評価されることになりそうです。

ASEANの特使を務めるカンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は、特使として初めて21日朝、ミャンマー入りし、首都ネピドーでミャンマー軍トップのミン・アウン・フライン司令官と会談しました。

軍がクーデター後に設置した「国家統治評議会」の発表によりますと、司令官はおととしの総選挙で不正があり、軍が統治を担うことになったと説明したということで、クーデターの正当性を改めて主張したとみられます。

また、軍の統治に抵抗する勢力が暴力行為におよび、政府施設や学校を破壊していると説明したということで、混乱の責任は民主派勢力の側にあると強調したとみられます。

ミャンマーではクーデター以降、軍と民主派の対立が続いていて、ASEANによる特使の派遣がこう着した状態の打開につながるか注目されています。

ラク・ソコン特使は23日までミャンマーに滞在する予定で、地元のメディアは、特使が民主派勢力の側とも面会する予定があると伝えています。

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