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ASEANことしの議長国を務めるカンボジア政府は2日、クーデター以降、軍が全権を掌握しているミャンマーへの対応をめぐり、ASEANの特使に任命されているプラク・ソコン副首相兼外相が今月20日から23日までミャンマーを訪問すると発表しました。

特使の訪問は初めてとなりますが、発表ではどの勢力と対話するかなど詳細は明らかになっていません。

ASEANミャンマーでの暴力の即時停止やあらゆる勢力との対話を仲介する特使の派遣など5つの項目で合意していて、ASEANの複数の加盟国は拘束されているアウン・サン・スー・チー氏など民主派勢力に特使を面会させるよう軍に強く求めています。

これに対し軍側は、民主派勢力が発足させた「国民統一政府」などをテロリストのグループだと非難し、特使との接触は認めない姿勢を強調しています。

ラク・ソコン副首相兼外相は、特使として民主派勢力との対話を実現する方法は探るものの今回は軍への働きかけを優先させる姿勢を示していて、軍側が特使をどのように受け入れるのか対応が注目されています。

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