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イタリアやフランスなどの自動車ブランドを抱える「ステランティス」は5日、イタリアの「フィアット」のコンパクトサイズの車を6月から日本でEVとして販売すると発表しました。

1950年代に投入されたこの車の2代目モデルは、人気アニメ「ルパン三世」にも登場するなど「フィアット」を代表するブランドです。

販売されるEVは一度の充電で走ることができる距離が最大で300キロ余りだとしています。

主にひと月当たりの定額払いで利用できるいわゆるサブスクリクションで販売し、任意保険を含めて5万3000円から利用できるということです。

会社によりますと、この方式で販売した場合、車の所有権は個人ではなく会社に残り、古くなった電池の再利用を進めやすくするなどのメリットがあるということです。

自動車メーカーの間では、トヨタ自動車SUBARUがことし量産型のEVを投入するほか、日産自動車三菱自動車工業も夏までに軽自動車サイズのEVを投入する計画で、国内外のメーカーのEVの投入が本格化し、競争が激しくなりそうです。

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