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EUのフォンデアライエン委員長は25日、インドの首都ニューデリーでモディ首相と会談し、貿易やウクライナ情勢、それにインド太平洋地域の状況などについて意見を交わしました。

会談後の共同声明で両首脳は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など地政学的な環境が急速に変化する中、協力関係を一層強化する必要があるとして、新たに貿易とハイテク分野に関する閣僚級会合を設けることで一致したことを明らかにしました。

EUがこの会合を設置するのは、アメリカに次いで2か国目です。

会談のあと、フォンデアライエン委員長は「軍事侵攻の結果は、ヨーロッパだけでなくインド太平洋地域やその他の地域にも深く影響を及ぼす」と述べたうえで、民主主義の価値観に基づいてインドとの関係を強化したい考えを強調しました。

インドはロシアによる軍事侵攻を非難も支持もしていないことからフォンデアライエン委員長には軍事侵攻に反対する立場をとるようインド側に促すねらいがあったとみられます。

#反ロシア#対中露戦
#EU

大手格付け会社「S&Pグローバル・レーティング」は25日、スリランカが発行する外貨建ての国債の信用度を示す格付けを引き下げ、部分的なデフォルト=債務不履行に陥ったと認定しました。

格付け会社は、スリランカ政府が今月18日が期限だった対外債務の利払いを行わなかったとしています。

スリランカではコロナ禍で外国人観光客が激減し外貨が不足したことでエネルギーの輸入が滞るなど経済が危機的状況に陥っていて、政府は今月12日、対外債務の返済を一時的に停止すると発表していました。

中央銀行によりますとスリランカの対外債務の残高は去年末の時点で507億ドル、日本円にしておよそ6兆5000億円に膨らんでいます。

スリランカIMF国際通貨基金に資金支援などを求めて協議に入っていますが、格付け会社は「IMFとの協議は初期の段階で、スリランカの債務再編には時間がかかる」としていて、経済が一段と厳しい状況に追い込まれる可能性が高まっています。

#南アジア