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韓国軍の合同参謀本部の発表によりますと、アメリカと韓国の海軍は、2日から4日まで3日間にわたって沖縄の南東の公海上で共同訓練を行ったということです。

訓練にはアメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」や韓国のイージス駆逐艦などが参加し「北朝鮮の挑発に備えた作戦遂行能力を向上させた」として、7回目の核実験に踏み切る可能性が指摘される北朝鮮をけん制しました。

韓国メディアによりますと、米韓の共同訓練に原子力空母が参加したのは2017年11月以来、4年7か月ぶりだということです。

アメリカのバイデン大統領は、先月21日に韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領と行った首脳会談で、アメリカの抑止力で同盟国を守る「拡大抑止」に責任を果たすことを確認するとともに、軍事演習や訓練の規模の拡大に向けて検討を進めることで一致しました。

韓国軍は「北のいかなる挑発にも断固として対応するという米韓の意志を確固たるものとするのが今回の訓練だ。連合防衛能力や、アメリカが『拡大抑止』の公約を履行する意志を示した」と強調しました。

防衛大臣は、記者団に対し、北朝鮮が5日午前、少なくとも6発の弾道ミサイルを発射したことを明らかにしました。

いずれも日本のEEZ排他的経済水域の外側に落下したと推定されるということです。

防衛省は、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと5日午前9時14分に発表しました。
防衛省は詳しい落下地点などについて引き続き情報の収集と分析を進めています。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が5日午前9時8分ごろから9時43分ごろにかけて、首都ピョンヤン郊外のスナン付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射したと明らかにしました。

政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害の確認などにあたっています。

海上保安庁では、日本周辺の海域で被害などの確認を進めていますが、これまでのところ、日本に関係する船舶への被害の情報は入っていないということです。
海上保安庁は航行中の船舶に対し、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

防衛省によりますと、北朝鮮弾道ミサイルなどのミサイルを発射したのは、5月25日以来で、ことしに入って17回目です。

これまでに、1月に7回、2月に1回、3月に3回、4月に1回、5月は4回、それぞれ弾道ミサイルなどの発射を繰り返しています。

これまでの16回のうち、14回は弾道ミサイルと推定され、もう1回も弾道ミサイルの可能性が指摘されています。

残りの1回は長距離巡航ミサイルと推定されています。このうち、直近の5月25日に発射された弾道ミサイルについて防衛省は、少なくとも2発を発射し、1発は、最高高度550キロ程度、距離は300キロ程度、もう1発は、最高高度50キロ程度、距離は750キロ程度を変則軌道で飛しょうしたと分析しています。

さらに、この2発以外にもミサイルを発射した可能性があり詳しい分析を続けています。

1発目のミサイルは、ICBM大陸間弾道ミサイル級で、新型の「火星17型」の可能性があるとみて、防衛省が分析を行っています。

また、5月12日には、3発の弾道ミサイルを発射し、防衛省は、おととし3月29日などに発射された、北朝鮮が「超大型ロケット砲」と呼んでいる短距離弾道ミサイルと同型の可能性があるとみて分析を進めています。

さらに、5月7日のミサイルについて、防衛省は、去年10月19日に発射されたSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルと同型で、変則軌道で600キロ程度飛しょうしたと分析しています。

一方、3月24日の弾道ミサイルは、日本のEEZ排他的経済水域の内側の、北海道の渡島半島の西およそ150キロの日本海に落下したと推定されています。

飛しょう時間が過去最長のおよそ71分で、通常より角度をつけて打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射され、最高高度が6000キロを超えてこれまでで最も高いと推定されています。

この弾道ミサイルについて防衛省は、2017年11月のICBM大陸間弾道ミサイル級の弾道ミサイル「火星15型」の発射時の4000キロを大きく超える高度で、おととし10月の北朝鮮の軍事パレードで初めて確認された新型のICBM大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」とみて分析を続けており、通常の弾道であれば、弾頭の重さ次第では、射程が1万5000キロを超え、アメリカ全土が射程に含まれる可能性があるということです。

このため、政府は「次元の異なる深刻な脅威だ」として非難するとともに、北朝鮮が挑発行為を繰り返すおそれがあると見て、アメリカや韓国などと連携して、警戒を強めています。

韓国軍は、北朝鮮日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと、5日午前9時すぎに明らかにしました。

北朝鮮としては、原子力空母を投入した共同訓練を4年7か月ぶりに行ったばかりのアメリカと韓国に反発を示すとともに、日本を含む3か国の連携を強くけん制するねらいがあるとみられます。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと、5日午前9時10分ごろ明らかにし、アメリカ軍とともに詳しい分析を進めています。

北朝鮮は、ことしに入って毎月、異例の高い頻度で弾道ミサイルなどの発射を繰り返していて、5月25日には、北朝鮮ICBM大陸間弾道ミサイルと推定される弾道ミサイル1発を含む3発を発射したと、韓国軍が発表していました。

こうした中、先月、ソウルで開かれた米韓首脳会談では、核・ミサイル開発を加速する北朝鮮を念頭に、アメリカの核戦力を含む抑止力の強化や、合同軍事演習の規模拡大に向けた協議の開始などで合意し、さらに東京で開かれた日米首脳会談では、北朝鮮の核・ミサイル問題に深刻な懸念を共有した上で、一層緊密な連携を確認しました。

加えて、今月3日、日米韓の北朝鮮担当の高官による協議が行われたのに続いて、米韓両軍が4日までの3日間、原子力空母を投入した共同訓練を4年7か月ぶりに行ったばかりです。

北朝鮮としては、こうしたタイミングで再び発射に踏み切ることで、同盟関係の強化を進める米韓両国に反発を示すとともに、日米韓3か国の連携を強くけん制する狙いがあるとみられます。

一方、北朝鮮では、新型コロナウイルスによるとみられる発熱者が相次ぎ、感染の封じ込めに追われていますが、そうした中でも、国防の要である核・ミサイル開発に影響はないと重ねて印象づけたい思惑もありそうです。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が5日午前9時8分ごろから9時43分ごろにかけて、首都ピョンヤン郊外のスナン(順安)付近など複数の場所から日本海に向けて、短距離弾道ミサイル8発を発射したと明らかにしました。

また韓国大統領府は、緊急のNSC国家安全保障会議を開き、対応を協議すると発表しました。

北朝鮮は同じスナン付近から、5月12日に短距離弾道ミサイル3発を、5月25日には、ICBM大陸間弾道ミサイルと推定される1発と短距離弾道ミサイル2発を、それぞれ発射したと韓国軍が発表していました。

韓国の通信社、連合ニュースは「8発を同時に発射するのは事実上、初めてだ」としたうえで、いくつものミサイルを複数の場所からほぼ同時に発射することで、発射地点への先制攻撃や、ミサイルの迎撃を難しくするねらいがあるという見方を伝えています。

北朝鮮がことしに入って、異例の高い頻度で弾道ミサイルなどの発射を繰り返す中、5月、ソウルで開かれた米韓首脳会談では、核 ミサイル開発を加速する北朝鮮を念頭に、アメリカの核戦力を含む抑止力の強化や、合同軍事演習の規模拡大に向けた協議の開始などで合意し、さらに東京で開かれた日米首脳会談では、北朝鮮の核 ミサイル問題に深刻な懸念を共有したうえで、一層緊密な連携を確認しました。

加えて6月3日、日米韓の北朝鮮担当の高官による協議が行われたのに続いて、4日までの3日間、米韓両軍が、原子力空母を投入した共同訓練を4年7か月ぶりに実施したばかりです。

このため、北朝鮮としては、こうしたタイミングで再び発射を強行することで、米韓同盟の強化や日米韓3か国の連携を強くけん制したとみられます。

北朝鮮が5日午前、複数の地点から発射した弾道ミサイル少なくとも6発の詳細です。

防衛省によりますと、
▽1発目は9時6分ごろに西岸付近から東に発射され、
最高高度はおよそ50キロ、飛んだ距離はおよそ350キロ。

▽2発目は9時10分ごろに東岸付近から東に発射され、
最高高度はおよそ50キロ、距離はおよそ300キロ。

▽3発目は9時15分ごろに西岸付近から東に発射され、
最高高度はおよそ50キロ、距離はおよそ400キロと推定されています。

また、
▽4発目は9時24分ごろに内陸部付近から東に発射され、
最高高度はおよそ100キロ、距離はおよそ350キロ。

▽5発目は9時半ごろに西岸付近から東に発射され、
最高高度およそ50キロ、距離はおよそ400キロ。

▽6発目は9時41分ごろに内陸部付近から東に発射され、
最高高度およそ100キロ、距離はおよそ300キロと推定されています。

北朝鮮が、複数の弾道ミサイルを発射したケースは過去にもあります。

防衛省によりますと、
▽平成18年7月には射程が1000キロを超える弾道ミサイル「ノドン」や、長射程の弾道ミサイルテポドン2号」などを1日のうちに合わせて7発発射しました。

また、
▽平成21年7月にも短距離弾道ミサイルの「スカッド」や、「ノドン」などを合わせて7発発射しました。

弾道ミサイルを3発以上発射した最近のケースを見ると、
▽平成29年3月に「スカッドER」と呼ばれる短距離弾道ミサイルを4発発射したほか、
▽5月12日にも弾道ミサイル3発を発射しています。

過去の発射のあと、北朝鮮は「同時発射訓練に成功した」などと発表していて、防衛省は、今回も複数の場所から同時に発射する能力をテストした可能性があるとみています。

また、今回のように少なくとも3か所の場所から短時間に6発を発射するのは異例で、詳しい分析を進めています。

一方、韓国軍は、北朝鮮が5日午前9時すぎから30分余りにわたって、短距離弾道ミサイル8発を発射したと明らかにしました。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が8発の短距離弾道ミサイルを発射した場所について、
▽首都ピョンヤン平壌)郊外のスナン(順安)、
▽西部のピョンアン(平安)南道ケチョン(价川)、
▽北西部のピョンアン北道トンチャンリ(東倉里)、
▽東部のハムギョン南道ハムン(咸興)付近の、
合わせて4か所だったと発表しました。

また、8発のミサイルの
▽飛行距離はおよそ110キロからおよそ670キロ、
▽高度はおよそ25キロからおよそ90キロだったとしています。

海上自衛隊で司令官を務めた元海将の香田洋二さんは今回、北朝鮮が発射したミサイルについて、その飛距離や高度などから、2019年以降、発射を繰り返している多連装のロケット砲や短距離弾道ミサイルではないかと指摘しています。

そのうえで、今回、複数の地点から少なくとも6発発射されたことについて「別々の場所から撃ったミサイルを、特定の地点にほぼ同時に弾着させることで、迎撃されにくくする『同時弾着射撃』をねらった可能性がある。ミサイルの性能確認が第一の目的ではあるだろうが、同時に、戦術的な応用という目的をあわせ持つ発射だったのではないか」と話しています。

発射の背景については、4日まで沖縄の南の海上アメリカの空母や韓国軍のイージス駆逐艦が参加して共同訓練が行われたことに触れ「北朝鮮としては、韓国でユン政権が発足して以降、特に米韓の連携が強まっていることに反対していくという、強いメッセージを送ったのではないか」と指摘しています。

そのうえで「北朝鮮は長い間、主力とされてきた冷戦時代の古いスカッドミサイルの更新を急速に進めていて、即応性や精度がともに格段に進歩している。日米韓が今まで以上に瞬時に役割分担を決めて対応することが求められ、大きな宿題を突きつけられていると言える。日米韓の連携をしっかりと見せることが北朝鮮の挑発や冒険主義を抑止する最大の手段だ」と述べ、日米韓3か国の緊密な連携が引き続き重要だとしています。

韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が5日午前9時8分ごろから9時43分ごろにかけて、
▽首都ピョンヤン平壌)郊外のスナン(順安)、
▽西部のピョンアン(平安)南道ケチョン(价川)、
▽北西部のピョンアン北道トンチャンリ(東倉里)、
▽東部のハムギョン(咸鏡)南道ハムン(咸興)付近の合わせて4か所から日本海に向けて、短距離弾道ミサイル合わせて8発を発射したと明らかにしました。

飛行距離はおよそ110キロからおよそ670キロ、高度はおよそ25キロからおよそ90キロだったということで、1か所から2発ずつ発射されたという見方が出ています。

韓国の通信社、連合ニュースは、ロシアの「イスカンデル」を改良したものや、アメリカが保有する「ATACMS」に類似したものなど、3、4種類のミサイルを組み合わせて発射し、複数の場所から同時に攻撃できる能力を誇示するとともに、米韓のミサイル防衛を突破するねらいがあるとの分析を伝えています。

韓国政府は、緊急で開いたNSC国家安全保障会議で、さまざまな地点から多様な形態のミサイルを連続で発射したのは、発足したばかりのユン・ソンニョル政権の安全保障体制を試す挑発だとして北朝鮮を強く非難しました。

韓国の専門家は、米韓両国が、原子力空母を投入した共同訓練を4年7か月ぶりに行うなど強い姿勢を打ち出したら、北朝鮮も強硬な対応を取るとの立場を示したものだと指摘していて、北朝鮮による7回目の核実験の可能性も指摘される中、今後、朝鮮半島の緊張がさらに高まることも予想されます。

北朝鮮情勢に詳しい南山大学の平岩俊司教授は、北朝鮮がこのタイミングで再び弾道ミサイルを発射したねらいについて「4日まで原子力空母による米韓合同軍事演習が行われた。北朝鮮としては、シンガポールでの米朝合意にもとる行為という立場なので、新しいユン政権による演習に対して改めてクレームをつける意味合いもあったと思う」と述べ、北朝鮮がみずからへの敵視政策と位置づける米韓合同軍事演習に対する反発があるという見方を示しました。

また、北朝鮮が4か所から短距離弾道ミサイル合わせて8発を連続して発射したことについては「さまざまなミサイルを発射することで、日米韓によるミサイル防衛システムでは対応できないことを示す、あるいはこれを確認するという意味での訓練ということもあった」と指摘しました。

さらに、北朝鮮が重要政策を決定するため今月上旬に開催すると予告している、朝鮮労働党の中央委員会総会について、平岩教授は「国防力強化にのっとった形で5か年計画が順調に進んでおり、アメリカに対する抑止力が完成されていると強調するのだろう。ウクライナ情勢を受けて、アメリカの態度いかんでは核による抑止力だけではなく、核の先制使用も含めた言及をしているので、アメリカに対し対決姿勢を示していくことが予想される」と分析しました。

一方、北朝鮮による7回目の核実験の可能性については「北朝鮮は戦術核を手に入れることを目指しているので、実験はやりたいだろう。一方、北朝鮮で新型コロナの感染が拡大して対応に追われている状況で、中国の医療支援を受けていると言われている。北朝鮮にとっての中国の重要性を鑑みながら、核実験を行うタイミングを探しているのだろう」と述べ、北朝鮮が実施のタイミングを計っているという見方を示しました。

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