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NHKは28日の経営委員会で議決された昨年度・2021年度の決算を公表しました。

それによりますと、事業収入は前の年度の決算より112億円少ない7009億円でした。

このうち受信料収入は、おととし10月からの受信料の値下げによる影響などで前の年度より94億円減って6801億円となりました。

一方、事業支出は前の年度の決算より261億円少ない6609億円となりました。

その要因として、東京オリンピックパラリンピックをはじめ番組制作・取材活動が縮小となるなど新型コロナの影響で214億円、営業経費の見直しなど構造改革をさらに進めたことで198億円、それぞれ減っています。

また、営業経費率は9.1%となり、決算での公表を始めた2003年度以降、初めて10%を切りました。

このほか設備投資の抑制などに努めた結果、収入から支出を差し引いた事業収支差金は400億円の黒字となり、230億円の赤字を見込んでいた予算に比べ630億円改善しました。

事業収支差金の400億円は、全額を財政安定のための財源として繰り越すことにしています。

このNHK決算は、金子総務大臣に提出されたあと、会計検査院の検査を経て国会に提出されます。

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