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昼食(コンビニおにぎり2個とミニカップ麺)

夕食は空心菜と卵とベーコンの炒め、焼き鳥(手羽中)、味噌汁、ごはん。

イヨカンゼリー

第167回芥川賞直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞に高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」が選ばれました。

芥川賞の受賞が決まった高瀬隼子さんは、愛媛県出身の34歳。

立命館大学在学中に文芸サークルに所属して小説を書き始め、2019年に「犬のかたちをしているもの」で文学賞を受賞し、小説家としてデビューしました。

現在は、教育関係の仕事をしながら執筆活動を続けていて、芥川賞は今回、2回目の候補での受賞となりました。

受賞作の「おいしいごはんが食べられますように」は、ある会社の地方支店で働く男性と2人の女性の人間関係を、食べ物に絡めて描いた小説です。

仕事や恋愛など、職場を中心とした毎日のありふれた光景を、それぞれの視点でつづりながら3人の関係性が絡み合い、そして徐々に変化していく様子を、食を通じて巧みに表現しています。

芥川賞の選考委員の川上弘美さんは、高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」が選ばれた過程について「今回の5作の候補作はきっ抗しており、1回目の投票で大きな差がつかず議論を重ねた結果4作で最終投票を行い、その中で高瀬さんの作品だけが過半数の票を獲得したので1作の受賞となった」と説明しました。

そのうえで高瀬さんの作品について「職場や小さい集団の中での人間関係を立体的に描き話としてはどこかで見たような印象もあったが、物語の型のようなものを少しずつ変えて書いていくのが小説であり、高瀬さんはその技術が非常に優れていた。物語の登場人物を通じて一面的にいい、悪いではない、人間の中の多面性がよく描かれている」と評価しまいた。

第167回芥川賞直木賞の選考会が東京で開かれ、直木賞窪美澄さんの「夜に星を放つ」が選ばれました。

直木賞の受賞が決まった窪美澄さんは、東京 稲城市出身の56歳。

短大を中退したあとフリーの編集ライターなどを経て、2009年に短編小説「ミクマリ」で「女による女のためのR-18文学賞」の大賞を受賞しました。

女性の生き方をテーマにした作品を多く手がけ、2018年に「じっと手を見る」、翌年には「トリニティ」という作品で、それぞれ直木賞の候補となりました。

そして今回、3回目の候補で直木賞を受賞しました。

受賞作の「夜に星を放つ」は、かけがえのない家族を死別や離婚で失う人たちの「喪失」をテーマに据え「星座」について織り交ぜながら描いた短編集です。

学校でいじめに遭っている少女と、事故で亡くなった母親との不思議な同居生活をつづった「真珠星スピカ」や、父親の再婚相手との関係に悩む少年と、東京大空襲の様子を絵に描く高齢の女性との交流を描いた「星の随に」など、喪失感を心に抱えながら、その隙間を埋めたいと願う登場人物の心の動きを、繊細に描いた5編の小説が収められています。

直木賞の選考委員の林真理子さんは「窪さんの作品は選考過程で最初から高い得点をとった。短編集は文学賞の選考では不利だとされることもあるが、文章がすばらしく技巧を凝らしている。文章はなめらかに進み構成に無理がなく、短編のお手本のようだと高く評価する人もいた」と述べました。

また「中には新型コロナから逃げることなく日常生活の中で取り上げて1編の小説に仕上げた作品もあった。窪さんは人間というものが分かっているとつくづく感服した」と話していました。

#食事#おやつ