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映画界での性被害の告発が相次いだことを受けて、「日本映画監督協会」は、作品制作に伴う暴力やハラスメントは決して許されないなどとする声明を発表しました。

この声明は、ことし3月以降、映画監督による性被害などの告発が相次いだことを受けて、およそ480人が所属する日本映画監督協会が28日に発表しました。

声明では、監督の仕事は多岐にわたり、思想・信条もそれぞれ異なるため、議論には長時間を要したと説明し、そのうえで「作品制作に伴う暴力・ハラスメントは決して許されない」ことは、はっきりしているとしました。

また、映画の歴史で、過去にハラスメントがあったことは否めないとして、「監督は、自身の地位が内包する権力を強く自覚し、同時に健全な環境作りのためのリーダーシップをとる必要がある」と指摘しました。

そのうえで、声明では今後、意識改革に努め、ハラスメントの根絶と暴力を許さない制作現場の環境作りを目指すとしました。

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