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ワシントン・タイムズ紙」が統一教会の資本で運営されている

ロナルド・レーガンが毎朝最初に読むのはワシントン・タイムスだ」(1987)

トランプ前大統領の執務室にも常備されていた

ワシントン・タイムズ紙によれば、「1954年にソウルに教会を創設して以来、文鮮明は、病院、大学、新聞、さらにはプロサッカーチームやバレエ団など、6カ国以上に数百のベンチャー企業を持つビジネス帝国を築き上げた。その中には、マンハッタンのワシントンタイムス紙やニューヨーカーホテル、韓国の広告代理店やスキー場、全米の日本食レストランに寿司を卸している水産流通会社などが含まれている」という。

特に私たち日本人が気になるのは「寿司」だ。

ニューヨーク・タイムズ紙(2021/11/15)によれば、文鮮明夫妻は、トゥルー・ワールド・フーズ社を立ち上げ、米国の水産業者が日本からの輸入品に弱いことを知ると、週2回、日本からロサンゼルスへ、魚介類を飛行機で運び、成功した。

このトゥルー・ワールド・グループは、アメリカで唯一の全米規模の生鮮食品会社を作り上げて、今に至っている。アメリカ人が食べる寿司、そこで使われる生魚の多くは、この会社が販売しているものだ。統一教会の掲げる「堕落した世界を回復させる」というビジョンの一環として、広大な水産業帝国を築いたのだ。

2021年には8300以上の顧客を持ち、寿司レストランの7割から8割の食材供給を担い、年間で500億円もの年間売上を誇るなど、名実ともにアメリカの寿司文化の屋台骨となっている。

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