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アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問についてアメリカのメディアは、ペロシ議長を乗せた専用機が、中国との軍事衝突を避けるため、中国が海洋進出を進める南シナ海の上空を通らず、遠回りして飛行していたと伝えています。

これは旅客機の飛行コースを公開している、民間のホームページの情報をもとに複数のメディアが伝えたものです。

ペロシ議長を乗せた専用機は2日の午後、マレーシアを出発したあと、南シナ海の上空をさけるように飛行し、フィリピンの東側を北上して台湾に到着したとしています。

複数のメディアは南シナ海の上空を通る民間機の飛行時間と比べて、およそ3時間、遠回りしていたと指摘し、安全確保のためにう回するルートがとられたという見方を伝えています。

アメリカの有力紙・ニューヨーク・タイムズは「今回の飛行経路は近年、中国が軍事的な存在感を高める南シナ海で、アメリカと中国の軍事衝突の可能性が現実的であることを明確に示すものだった」と伝えています。

米国のペロシ下院議長は3日、前日の台湾訪問を終えて発表した声明で、中国は世界の指導者による台湾訪問を妨げることはできないとの考えを示した。

ペロシ氏は声明で「残念なことに、中国共産党の反対により、台湾は世界保健機関(WHO)のほか、国際会議などへの参加を阻まれている」とし、「中国共産党は台湾の指導者による国際会議への参加を阻むことをできるかもしれないが、世界の指導者が台湾を訪れ、台湾で繁栄する民主主義に敬意を払い、台湾の多くの成功に注目し、協力関係の継続を再確認することを妨げることはできない」とした。

ペロシ氏は2日夜に台湾に到着し、3日に蔡英文総統と会談した。

ペロシ氏は蔡英文総統に対し「米国が台湾を見捨てないことを明確にするためにわれわれ代表団は台湾を訪問した」と伝えた上で、「目下、米国と台湾との連帯がこれまで以上に重要だ」と強調した。

ペロシ氏は約19時間にわたり台湾を訪問。地元メディアによると、ペロシ氏はその後、韓国に到着したという。

台湾国防部の発表によりますと、台湾周辺の空域に、3日、中国軍の戦闘機延べ27機が進入し、このうち22機が台湾海峡の「中間線」を越えたということです。

「中間線」は中台両軍の偶発的な衝突を避けるための境界線とされ、これを越えて相手側に近づく飛行は挑発の度合いがより高いとみなされています。

これほど多数の中国軍機が同じ日にこの線を越えて台湾側の空域に入ったことが確認されるのは異例です。

一方、中国軍は、4日からは、台湾を取り囲むように合わせて6か所の海域と空域で、実弾での射撃なども含めた「重要軍事演習」を始めるとしています。

演習が行われる海域には、日本のEEZ排他的経済水域も含まれるうえ、台湾メディアによりますと、台湾が領海だとする海域も一部含まれているということです。

台湾には、3日まで、アメリカのペロシ下院議長が訪れ、台湾を不可分の領土だと主張する中国はこれに強く反発していて、一連の中国軍の動きは、対抗措置として軍事的な圧力を強めているものとみられます。

国営の中国中央テレビは、中国東部 浙江省温州市の国家安全局が3日、台湾出身の32歳の男性を、国家の分裂を扇動した疑いなどで拘束したと伝えました。

男性は、以前から台湾の独立に向けた活動を続けてきたとしています。

中国は、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問を受けて、軍事演習を行うと発表したり台湾との一部の品目の取り引きを停止したりするなど、台湾への圧力を強めていて、今回の拘束もその一環とみられます。

アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問に反発して中国が、軍事的な圧力を強めていると見られることについて、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は3日、会見で「中国は、今回の訪問を危機に発展させようとしたり、台湾海峡周辺で軍事行動を活発化させる口実にしたりすべきではない」と述べ批判しました。

そのうえで、アメリカの台湾政策に変更はなく、ペロシ議長の訪問は、これまでのアメリカの政策と矛盾するものではないと改めて強調しました。

中国がアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問に反発し、4日から台湾周辺で大規模な軍事演習を行うとしていることなどについて、G7=主要7か国の外相は3日、声明を発表し「不必要な緊張につながる」として、懸念を表明しました。

そのうえで「攻撃的な軍事行動の口実に台湾訪問を利用することは正当化できない。中国の激しい反応は緊張を高め、地域を不安定化させるおそれがある」として、中国に対し、台湾海峡をめぐる問題を平和的に解決するよう求めています。

4日朝の台湾国防部の発表によりますと、無人機が確認されたのは、中国福建省の沿岸に位置し、台湾が実効支配する金門島と北碇島の周辺の上空です。

台湾軍の金門防衛指揮部の報道官によりますと、3日午後9時すぎ、2機の無人機が金門島に接近したのに続き、およそ1時間後には、その東側にある北碇島にも2機の無人機が接近し、台湾軍が、それぞれに対して警告のための信号弾を発射したということです。

報道官は、NHKの取材に対し「いずれも中国の無人機で、台湾側の防衛状況を偵察し、反応を探ったとみられる」と答えました。

台湾国防部によりますと、28日にも別の離島で同様の事案が確認されています。

一方、国防部のサイトに対して、3日夜遅く、大量のデータを送りつけてシステムをダウンさせようとする「DDoS攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃があり、4日未明にかけてのおよそ1時間、サイトの閲覧ができなくなったということです。

中国軍は、4日から台湾を取り囲むように合わせて6か所の海域と空域で、実弾での射撃なども含めた「重要軍事演習」を始めるとしていて、台湾軍は警戒を強めています。

アメリカのペロシ下院議長が、3日まで台湾を訪問したことを受けて、台湾を不可分の領土と主張する中国は、現地時間の4日正午、日本時間の午後1時以降、台湾周辺で軍事演習を行うとしています。

中国軍が「重要軍事演習」だと位置づける演習は、台湾を取り囲むように合わせて6か所の海域と空域で実弾での射撃なども含め、今月7日まで行うとしています。

中国国防省は「一連の軍事行動を展開して事態に対抗し、国の主権と領土の一体性を断固守る」として、台湾に対し軍事的な圧力を強めていて、地域の緊張が一層高まることが懸念されます。

こうした動きに対しG7=主要7か国の外相は3日、声明を発表し「不必要な緊張につながる」として懸念を表明し、中国に対し台湾海峡をめぐる問題を平和的に解決するよう求めています。

一方、国営の中国中央テレビは、3日、東部 浙江省温州の国家安全局が台湾出身の32歳の男性を、国家の分裂を扇動した疑いなどで拘束したと伝えました。

このほか中国は3日、台湾との一部の品目の取り引きを停止するなど、さまざまな方法を使って台湾に対する威圧ともいえる動きを強めています。

中国国防省は、現地時間の4日正午、日本時間の4日午後1時に、台湾を取り囲むように合わせて6か所の海域と空域で、実弾での射撃なども含めた「重要軍事演習」を開始したと、NHKの取材に対して明らかにしました。

中国軍で東シナ海を所管する東部戦区は、陸軍の部隊が4日午後、台湾海峡に向けて長距離の実弾射撃演習を行ったと発表しました。

また、ロケット軍の部隊も4日午後、台湾東部の海域に向けて複数のミサイルを発射したとしています。

アメリカのペロシ下院議長が、3日まで台湾を訪問したことを受けて、台湾を不可分の領土と主張する中国は激しく反発していて、中国国防省は4日、談話を発表し、東部戦区が行った演習について「アメリカと台湾の結託に対する厳正な抑止力だ」としています。

一方、台湾国防部は、中国軍が4日午後、台湾の北部や南部、それに東部の周辺海域に向けて11発の「東風」弾道ミサイルを発射したと発表しました。

また、中国福建省の沿岸にある台湾が実効支配する離島の周辺で、長距離ロケットなどの実弾射撃を行ったことを確認したとしています。

そのうえで「地域の平和を破壊する理性のない行動を非難する」としています。

中国軍は今月7日まで演習を行うとしていて、地域の緊張が一層高まることが懸念されます。

中国軍はアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことに対抗する形で、日本時間の4日午後1時から台湾周辺で軍事演習を開始しました。

軍事演習が行われる区域は台湾を取り囲むように6か所設定されていて、沖縄県与那国島はこのうち1か所から南東に60キロ余りしか離れていません。

軍事演習が始まった4日午後1時以降、与那国島からは周辺の海や空の様子に目立った変化は見られませんでした。

久部良地区の漁港からは4日もふだんどおり、船が漁や外国船の監視に出ていて、与那国島から北に50キロほどの海から戻ってきた男性は「海の様子はふだんと変わらず、中国の船なども見かけませんでした」と話していました。

また、5日に漁に出るという男性は「きょうは注意を呼びかける無線が頻繁に流れていたり、今までの台湾の演習とは違うので怖いです」と話していました。

与那国町によりますと、今回の演習についてこれまで国や県から連絡はないということです。

糸数健一町長は「情報を出せないのか、対応を決めかねているのか分からないが、国や県から情報が何もなく、どういった対応をしなさいという指示もない。不安をあおるようなことはあまり言いたくないが、演習の延長線上に有事があるのだから、対応がどうなってるのか、町民も不安に思っているはずだ」と話していました。

沖縄県石垣島にある八重山漁業協同組合は今回、中国が設定した軍事演習を行う区域の一部が漁場と近接しているとしています。

漁協によりますと与那国島の南方にあるこの漁場は「沖ノ中ノソネ」と呼ばれ、今月から漁が解禁になったため、多くの漁業者が漁に向かう可能性があるということです。

八重山漁業協同組合の新城和彦参事は「きのうの報道で軍事演習のことを知り、驚いています。命の危険にさらされるのではないかと非常に危惧しています。実弾演習と聞いているので、船ごと大惨事にならないか、とても心配です。漁業者には近寄ると危険だと伝え、場合によっては近辺での漁を控えてもらうことになるかもしれません」と話していました。

漁協では海上保安部など関係機関からの情報などを収集し、対応を協議することにしています。

3日にこの漁場のそばで漁をしていたという伊礼正一さん(74)は「きのうの朝は上空を飛行機が何度も通っているのを見ました。距離は遠いけど好漁場なので、早く収まって安心して漁に出られたらいいと思います」と話していました。

中国の王毅外相は、日本時間の4日午前開かれたASEAN加盟国の外相との会議に出席しました。

国営の中国中央テレビによりますと、この中で王毅外相は、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問について「中国の主権を侵害する挑発的な行為だ」と改めてアメリカを批判しました。

そのうえで「アメリカの冷静さを失った無責任で極めて不合理な行動に対して、中国が断固として抵抗しなければ、あらゆる分裂分子や過激派が激化し、地域の平和と安定は深刻な損害を受けることになるだろう」と主張しました。

一方、この会議に参加したインドネシアは、会議後、声明を発表し、この中で、台湾海峡などをめぐって米中の緊張がさらに高まることへの懸念を示したということです。

米中が対立する中、中国としては、経済的な結び付きを強めるASEAN加盟国からの支持を取り付けたいねらいがあるとみられますが、ASEAN加盟国の間では中国に対する立場の違いも出ています。

ASEAN東南アジア諸国連合の一連の外相会議のためカンボジアを訪れている林外務大臣は、4日午後、中国の王毅外相と、対面では1年9か月ぶりとなる日中外相会談を行うことにしていました。

しかし、直前になって中国側からキャンセルすると伝えられ、会談は見送られることになりました。

林大臣は今回の会談で、中国の海洋進出の動きに懸念を伝え自制を求める一方、来月、日中国交正常化50周年の節目を迎えることを踏まえ経済協力を進める重要性などを確認したい考えでした。

中国外務省の華春瑩報道官は、ASEAN東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席するためカンボジアを訪れている林外務大臣王毅外相との間で行われる予定だった日中外相会談が見送られたことを明らかにしました。

華報道官は、中国がアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問に反発し、台湾周辺で大規模な軍事演習を行うとしていることなどについて、G7=主要7か国の外相が声明を発表し、懸念を示したことを理由として挙げています。

政府関係者は、NHKの取材に対し「具体的な事情は、まだはっきりしない。中国による台湾周辺での大規模な軍事演習に、日本を含めたG7=主要7か国の外相が懸念を表明する声明を出したことが影響しているのではないか」と述べました。

中国外務省は4日、カンボジアでの東南アジア諸国連合ASEAN)会合にあわせた王毅外相と林芳正外相の会談を見送ることを確認した。

報道官は定例会見で、台湾海峡情勢を巡る主要7カ国(G7)の声明に強い不快感を表明した。

G7の外相は3日、中国に台湾海峡周辺の緊張を平和的に解決するよう呼びかける声明を発表した。

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