空手 日本代表の元強化責任者の訴え棄却 日本スポーツ仲裁機構 #nhk_news https://t.co/VxAmB0z86O
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月22日
訴えが棄却されたのは、日本代表の元選手強化委員長で、帝京大学空手道部の香川政夫監督です。
香川監督は去年、空手の女子組手で東京オリンピックに出場した植草歩選手に、練習中、竹刀を使った指導をして目にけがをさせたなどとして、日本スポーツ協会から厳重注意処分を受けました。
この処分について、香川監督側は「竹刀を使った練習自体は、重大な傷害を負わせる危険性があるとはいえない。主な目的は遠い間合いをはかる点にあり、竹刀で積極的に攻撃するわけでもなかった」などと主張し、日本スポーツ仲裁機構に処分の取り消しを求めていました。
これに対して仲裁機構は、竹刀を使った指導について「一定の危険性が認められる」としたうえで「継続的に実施された経緯を踏まえると、選手に対する安全配慮を欠いた不適切な行為と判断したことに合理性が認められる」などとして、日本スポーツ協会の処分は妥当だとして、香川監督側の訴えを棄却しました。
#スポーツ