JUST IN - Structure near Eram Park Lake on fire in Tehran, Iranpic.twitter.com/6TxPg1ZuvU
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) 2022年10月7日
イラン抗議デモ 女性への警察官の暴行否定も収束見通し立たず #nhk_news https://t.co/OSClDnPggb
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年10月8日
イランでは先月16日、スカーフのかぶり方が不適切だとして逮捕された22歳の女性が死亡したことをめぐり、警察官による暴行が原因だとして抗議するデモが各地で続いています。
国営通信によりますと、女性の死亡理由について調べていたイラン政府系の専門機関は7日、調査結果を発表しました。
この中では、女性は8歳のときに患った脳腫瘍の後遺症で脳に障害が残り、治療を受けていたとしたうえで、こうした病気が原因で突然意識を失い倒れたと指摘しています。
その結果、血液の循環が妨げられ、多臓器不全によって死亡したと結論づけたうえで、警察官による暴行が原因だとする疑惑を否定しました。
しかし、政府に抗議している人たちは8日も国内外でデモを実施するようSNS上で呼びかけていて、収束する見通しは立っていません。
このデモをめぐっては、国営メディアがこれまでに41人が死亡したと伝える一方、人権団体は実際の死者数はそれを上回ると指摘しています。
イラン各地でデモ隊と治安当局の衝突が続く中、アメリカ国務省のパテル副報道官は7日、記者会見で「イラン政府は平和的なデモに対し残虐な弾圧を加え、100人以上を殺害した。信用できる人権団体の情報だ」と述べました。
そのうえで「イラン当局は平和的なデモの参加者を拘束し、ジャーナリストを標的にし、人権活動家を弾圧している」と述べ、非難するとともに今後イラン政府への対抗措置を取る考えを示しました。
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