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韓国軍の合同参謀本部の発表によりますと、24日午前3時42分ごろ、朝鮮半島西側の黄海にあるペンニョン島の北西およそ27キロの沖合で、北朝鮮の商船1隻が、国連軍が設定した境界線を越えたということです。

韓国軍は、警告射撃を行ってこの海域から退去させたということです。

これに対して北朝鮮軍の総参謀部は、韓国軍の艦船が境界線を越えたと主張し、この海域付近で午前5時15分、ロケット砲を10発発射して韓国側の艦船を退去させるための初期対応の措置をとったと発表しました。

北朝鮮は、アメリカ軍主導の国連軍が設定した海上の境界線を認めていません。

韓国軍合同参謀本部は「朝鮮半島のみならず、国際社会の平和と安定を損なう行為だ」と北朝鮮を非難していて、今後の北朝鮮の動向に警戒を強めています。

24日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、中国共産党トップとして異例の3期目に入った習近平国家主席をたたえる社説を1面に掲載しました。

このなかでは、アメリカとの対決を念頭に「敵対勢力の圧迫策動の中で、国の核心利益が守られているのは習主席の指導力の成果だ」とたたえています。

また、1面にはキム・ジョンウン金正恩)総書記から習主席への祝電も掲載され、社説では「帝国主義者の策動が露骨になる中、両国の団結と協力の強化が要求されている」と強調しました。

一方、中国の税関当局が24日に発表した貿易統計によりますと、両国の先月の貿易総額は1億400万ドル余りと、4か月連続で増加し、新型コロナウイルスの影響が出たおととし2月以降、最大になりました。

北朝鮮としては、新型コロナで経済などが打撃を受ける中、後ろ盾である中国との協力をさらに拡大したい思惑があるとみられます。

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