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アメリ労働省が4日発表した先月の雇用統計によりますと、農業分野以外の就業者は前の月と比べて26万1000人増加しました。

19万人余りを見込んでいた市場の予想を上回りました。

また、失業率は3.7%と、前の月より0.2ポイント悪化したものの、低い水準が続いています。

労働者の平均時給は
▽前の年の同じ月と比べて4.7%増え、
▽前の月と比べても0.4%の増加となりました。

深刻な人手不足が継続していることから、企業の賃上げが物価を押し上げ、引き続き記録的なインフレの要因になっているとみられます。

中央銀行にあたるFRB連邦準備制度理事会のパウエル議長は2日の会見で、今後の利上げのペースについて来月の会合で縮小するかどうか議論するとしていて、今後の雇用動向がFRBの判断に与える影響が注目されます。

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