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今月6日からエジプトで開かれているCOP27は18日、最終日を迎えます。

今回のCOPでは、気候変動によって引き起こされた「損失と損害」への資金支援が大きなテーマの一つとなっていて、特化した基金の創設を求める途上国側と慎重な先進国側の間で意見の隔たりは埋まらず対立が続いています。

こうした中、国連のグテーレス事務総長は記者会見で「私たちの交渉はいま危機的状況にある。会議の残された時間が24時間しかないなか、多くの重要な課題について各国は分断している」と述べ、交渉が難航している現状を明らかにしました。

そして、世界の気温の上昇を1.5度までに抑えるためには、各国が排出量の削減を加速させる必要があるとしたうえで「各国の姿勢がCOPで見える形で示される必要がある。『損失と損害』の資金支援についての話し合いはもう十分で、必要なのは行動だ」として、気候変動対策は待ったなしの状況で団結して取り組むよう訴えました。

会議は18日が最終日の予定で、閣僚級を交えた協議で各国が合意できるかが焦点です。

今月6日にエジプトで開幕したCOP27は、18日に最終日を迎え、詰めの交渉が行われます。

交渉関係者によりますと、気候変動による「損失と損害」に特化した資金支援などをめぐっては、基金の創設を求める途上国と、慎重な先進国の間で対立が続いているということです。

こうした中、資金支援について、EUは17日、「最もぜい弱な国々の損失と損害に対応する基金の創設を提案したい。そのための資金は、広くドナーから受け取るものとしたい」と、支援の対象を途上国全般ではなく、最もぜい弱な国々に絞ったうえで、先進国だけでなく新興国などからも資金の拠出を求めるとする妥協案を示しました。

しかし、交渉関係者によりますと、最終日になって成果文書の議長案がようやく示されるなど、意見の隔たりを埋めるのは容易ではなく、会期を延長して交渉を続ける見通しが強まっているということです。

今回のCOP27の議長を務めるエジプトのシュクリ外相は「私たちは重大な責任を負っており、解決を急がねばならない」などと述べ、難航する交渉への危機感を示していました。

地球規模の課題に対し、立場の違いを超えて合意を得ることができるか、会議は正念場を迎えています。

今月6日にエジプトで開幕したCOP27は、18日、最終日を迎え、詰めの交渉が行われています。

交渉関係者によりますと、気候変動による「損失と損害」に特化した資金支援などをめぐっては、基金の創設を求める途上国と慎重な先進国の間で対立が続いているということです。

こうした中、資金支援についてEUは17日、「最もぜい弱な国々の損失と損害に対応する基金の創設を提案したい。そのための資金は広くドナーから受け取るものとしたい」と、支援の対象を途上国全般ではなく、最もぜい弱な国々に絞ったうえで、先進国だけでなく、新興国などからも資金の拠出を求めるとする妥協案を示しました。

しかし、交渉関係者によりますと、最終日になって成果文書の議長案がようやく示されるなど、意見の隔たりを埋めるのは容易ではなく、COP27の議長を務めるエジプトのシュクリ外相が会議の中で、19日の閉会を目指すと言及し、会期を延長して交渉を続けることが決まりました。

地球規模の課題に対し、立場の違いを超えて合意を得ることができるか、会議は正念場を迎えています。

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