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FIFAの技術研究グループは17日、記者会見し、前回のロシア大会と比べたここまでの特徴などを発表しました。この中で今大会では、クロスボールから生まれたゴールは準決勝を終えた時点で「45」で、前回から2倍近くに増えたことなどが説明されました。

この理由について、技術研究グループの1人でかつてプレミアリーグの強豪、アーセナルなどを率いたアーセン・ベンゲルさんは「より質の高いクロスボールが増えた」と話しました。

また、センターフォワードがピッチを3分割した時、相手のゴールに近い3分の1のエリア、「ファイナルサード」と呼ばれるエリアでパスを受けた割合が21%減少した一方で、相手ディフェンスラインの背後を狙ってパスを受けようとした割合が34%増加したことを明らかにしました。

そして、18日に行われる決勝、アルゼンチンとフランスの試合については、「両チームとも試合へのアプローチの仕方が似ているチームだ。早い時間帯にゴールが決まると白熱したいい試合になるだろう」と話しました。

2026年のサッカーワールドカップは、史上初めてアメリカ、カナダ、メキシコの3つの国が共催し、出場枠をこれまでの32から48チームに拡大して行われます。

大会は、3チームずつ16のグループで1次リーグが行われ、上位2チームが決勝トーナメントに進出する予定でした。

しかし、1次リーグの最後の試合が、現在のように2試合同時に開催されないため、対戦する両チームの利害が一致すれば、意図的に引き分けを目指すなどいわば「談合」のような試合が行われる可能性などが懸念されていました。

こうした中、FIFAのインファンティーノ会長は、カタール大会の決勝を前にした16日、記者会見し、「1次リーグを4チームずつで戦った今大会の成功などを振り返って見て、最後の瞬間までどこが決勝トーナメントに進むかわからないこの方式はすばらしかった」と話しました。

そのうえで、「3チームずつ16のグループで戦うか、4チームずつ12のグループで戦うか、次の会議の議題として再検討するか少なくとも議論しなければならない」と述べて、大会方式を見直す可能性があることを明らかにしました。

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