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開通したのは「環状2号線」の工事の最終区間となる築地から新橋までのおよそ1.4キロです。この区間は当初、2020年の東京オリンピックパラリンピックの主要なアクセス道路として利用される計画でしたが、築地市場の移転が延期された影響などで、およそ2年遅れての開通となりました。

これで、東京の千代田区神田佐久間町から江東区有明を結ぶおよそ14キロの「環状2号線」が全線で通れるようになりました。都によりますと、晴海通りなど周辺の道路の渋滞緩和や災害時の新たな避難ルートとしての活用が期待されるということです。

18日は、東京都の小池知事や地元の関係者などがテープカットを行ったあと、開通した区間を車で通り、完成を祝いました。

開通の様子を6歳の息子と見にきていた47歳の男性は「虎ノ門まで一本道で行けるのが夢のようだ。将来、息子が大きくなったときに、一緒に見にきたことを伝えたい」と話していました。また、近くに住む73歳の男性は「毎朝の渋滞が解消されて、バスがより正確な時間で運行されることを期待したい」と話していました。

都道路建設部の山本諭課長は「多くの人の協力で開通の日を迎えることができた。都市の交通を支え、多くの人に親しまれる道路になってほしい」と話していました。

千葉県木更津市川崎市を結ぶ東京湾アクアラインは、平成元年に工事が始まり、総工費およそ1兆4400億円で平成9年12月18日に開通しました。

開通から25年となる18日は朝から晴れ間が広がり、東京湾の景色が臨める「海ほたるパーキングエリア」にはたくさんの人が詰めかけていました。

アクアラインの開通で、羽田空港から木更津市までの時間が3分の1程度に短縮されるなど交通の利便性は向上しましたが、当初、普通車の通行料金が4000円と高額で、1日の通行台数は平均1万台程度と、想定の半分以下にとどまりました。

その後、平成21年に社会実験などとして800円になってからは一気に利用者が増加し、去年はおよそ4万8000台まで増えたということです。一方で、周辺地域では土日や休日を中心に激しい交通渋滞が慢性化していて、課題となっています。

神奈川県から来た30代の夫婦は「神奈川から千葉へのアクセスとしてもいいです。料金も下がって使いやすくなったので、ぜひこのまま維持してほしいです」と話していました。
茨城県から来た30代の男性は「今回初めて利用しましたが、景色はきれいだし、パーキングエリアも楽しいです」と話していました。

環境省によりますと、全国のニホンジカの生息数はおよそ200万頭と推計されています。

昨年度は過去、最も多いおよそ72万5000頭が捕獲されていますが、適正な生態系に戻すために管理が追いついていない状況です。

神奈川県小田原市を拠点にシカによる被害を防ぐ活動をしているNPO法人では、田畑や林業用の木がシカに荒らされる被害が相次いでいることから被害が出た現場の周辺にわなをかけて捕獲するなどの活動を行っています。

こうした活動の中で、箱根山の林道ではシカが地面に生えた笹を食べ尽くしたり、植樹したブナやスギの芽を食べて枯らしてしまったりする被害が顕著に見られるようになるなど各地で被害が広がっているといいます。

シカが土を覆っている背の低い草を好んで食べるため土の表面が露呈し、雨が降ると土が流れ出して植物が育ちにくい環境になってしまっていると懸念を示しています。
NPO法人「おだわらイノシカネット」の小川晋一さんは「シカによって、森のサイクルが崩れてきている。早く対策を取って、シカの数を押さえ込まないと、生態系が崩れていく」と危機感を募らせています。

環境省の調査によりますと、昭和53年からの40年間でニホンジカの生息分布域はおよそ2.7倍に拡大し、特に近年は、これまでシカが確認されてこなかった地域、例えば長野県松本市の標高1500メートルの上高地白神山地世界遺産地域でもシカが確認されるようになったほか、南アルプスではコマクサやクロユリなどの希少な高山植物が食べられる被害が報告されています。

またシカの生態に詳しい専門家によりますと、ヨーロッパや北アメリカなどでもシカの増加による生態系への悪影響が指摘されているということです。

ニホンジカが増えた要因について、シカの生態に詳しい静岡県森林・林業研究センターの大橋正孝森林育成科長は地球温暖化によって地面を覆う雪が減ったために、冬でもエサを食べて越冬しやすくなったことやシカを捕獲する狩猟者が減ったことで、地域で管理ができなくなったことなど、複数の要因をあげ「どの要因もシカにとってはプラスだった」と分析しています。

大橋さんは「シカは1頭で1年間に1トン近くの草を食べるとされているので、希少な植物にとってはひとたまりもない。希少な植物や生態系は一度ダメージを受けてしまうと取り戻せないため、増えすぎたシカの数を減らすことと同時に、希少な植物を守ることが必要だ」と指摘しています。

そのうえで「多様な生物が存在することは天変地異が起きて、なにか困難に直面したときに、その困難に役立つ成分を持った植物が発見されたり特効薬ができたりする可能性が増えるということだ。逆に多様性が失われると、困難を乗り越えにくくなくなってしまう。生物の多様性を守るためにも目的意識をみんなでひとつにして連携することが大事だと思う」として、生物多様性の保護に向け世界が目標を決めて協調していくことの大切さを指摘していました。

東海道新幹線は午後1時ごろ愛知県安城市古井町で停電した影響で一時東京駅と新大阪駅間の全線で運転を見合わせました。

JR東海によりますと、停電は架線が断線したことが原因だったということで、詳しい原因を調べています。

復旧作業を進めた結果、東海道新幹線は午後5時に運転を再開しましたが、一部区間では運転の見合わせがおよそ4時間におよび、各地の駅は再開を待つ人などで混雑しました。

このうち名古屋駅は改札付近など中央のコンコースに人があふれ、駅の入り口付近で運転再開を待つ人もいました。

JR東海によりますと、東海道新幹線は大幅な遅れが続いていてダイヤが正常に戻るメドはたっていないということです。

JR東海では、すでに東海道新幹線の午後に運行する予定だった列車のうち、東京駅と新大阪駅を発着する一部の列車で運休を決めていて具体的な運休列車をホームページで知らせています。

この職員は名古屋駅で2両目の自由席に乗車して新横浜駅に向かっていたということですが、午後2時前に、愛知県の三河安城駅をすぎたあたりで、突然車内が暗くなり、みるみる速度を落としていったということです。

映像には、その後車内アナウンスで停電を知らせる様子が映されています。停電から1時間たった午後3時ごろになっても、新幹線はほとんど止まった状態だということです。男性職員は「急に暗くなって止まったので驚きましたが、車内は落ち着いた様子でした」と話していました。

仕事で新横浜駅から京都駅まで移動するため東海道新幹線を利用していた男性の投稿では、停電した車内で非常灯がついている様子がわかります。男性によりますと車内では一部のトイレが使用出来なくなっているほか、空調が止まって車内の温度が上がり、体調の不調を訴える人も出ているということです。また、車内アナウンスでは午後4時半ごろに運転再開を見込んでいると伝えられたということです。

愛知県内で停車した東海道新幹線「のぞみ」の3号車と4号車の間で撮影された映像です。撮影した男性は広島から都内に向かう途中で、男性によりますと、車内では空調が止まっているため、乗務員が一部の車両のドアを開けて換気を行っていたということです。

それでも車内では温度が上がって蒸し暑くなっているため、マスクを外す人も出てきているということです。男性が乗った新幹線は停止後、いったんは動き出しましたが、再び停車し、3時間以上にわたって空調が止まり体調を崩す人も出ていると話していました。

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