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去年10月に行われたブラジルの大統領選挙は、決選投票のすえ2003年から2期8年、左派政権を率いたルーラ氏が右派のボルソナロ氏を上回り、当選しました。

首都ブラジリアでは1日大統領の就任式が行われ、ルーラ氏は集まった数十万人の市民の歓迎を受けながら車でパレードしました。

そして就任の演説で「民主主義が大きな勝利を収めた。希望と国の再建が私たちのメッセージだ」と訴え、貧困の解消やアマゾンの熱帯雨林の保護に力を入れる考えを強調しました。

ルーラ大統領は、アメリカに加え中国との関係を重視しているほかロシアとウクライナの仲介にも意欲を示していて国際情勢への影響も注目されます。

一方今回の就任式では、ボルソナロ前大統領が欠席し前の大統領が新しい大統領の肩に懸章をかける恒例の行事が市民によって行われるなど、分断の広がりを象徴するような一幕もありました。

就任式の前にはルーラ氏の大統領就任に反発するボルソナロ前大統領の支持者が、ブラジリア市内に爆発物を仕掛ける事件も起きていて、双方の支持者の間で深まった対立をいかに解消していくのかも、ルーラ氏にとって大きな課題となっています。

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