ブラジル 議会襲撃事件でボルソナロ前大統領の側近を逮捕 #nhk_news https://t.co/Uz1UsxIflX
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年1月14日
ブラジルの首都ブラジリアで8日、およそ4000人とみられるボルソナロ前大統領の支持者が連邦議会や大統領府などに侵入して施設の一部を破壊し、1300人以上が逮捕されました。
ブラジルの警察は14日、事件の発生当時、ブラジリアで公安局長として治安対策を統括していたトレス氏を逮捕したと発表しました。
襲撃の計画を把握しながら事件の直前にアメリカに出国するなど意図的に対策をとらなかった疑いが持たれているということで、帰国した直後に逮捕されました。
トレス氏はボルソナロ政権下では法務相をつとめた側近の1人で、地元メディアはトレス氏の自宅から、去年の大統領選挙でボルソナロ氏が敗北した場合に結果を覆すための法令の案を記した文書が見つかったと伝えています。
一方、トレス氏はツイッターに「常に倫理と法に基づいて行動してきた。真実が勝つと信じている」などと投稿し、事件との関わりを否定しています。
検察は、現在アメリカに滞在しているボルソナロ前大統領についても破壊行為を扇動した疑いで捜査対象としていて、トレス氏への取り調べなどを通じてボルソナロ氏の関与があったかどうかについても捜査を進めるとみられます。
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