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日銀は2月1日に、1月に実施した市場への資金供給の詳細を公表し、長期国債の買い入れ額は23兆6902億円と、これまで最大だった去年6月の16兆2038億円を大幅に上回って過去最大となりました。

去年12月の政策修正以降、市場では日銀がさらに金融政策を修正するのではないかという見方が出て、長期金利の上昇圧力が強まり、これを抑え込むために、金利の変動幅に上限を設けている10年物をはじめ、幅広い年限の長期国債で買い入れが膨らんだ形です。

長期国債をめぐっては、去年9月末の時点で発行残高の半分以上を日銀が保有する状況となっていますが、その後も日銀の買い入れが膨らんでいて、金融緩和を縮小するいわゆる「出口戦略」の際の金融市場への影響や、財政規律が緩むことへの懸念が強まりそうです。

日銀はこうした資金供給策を通じて大規模な金融緩和を続け、景気を下支えする姿勢を示しています。

#アベノミクス#リフレ#金融政策#円安政