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イギリスの経済紙「フィナンシャル・タイムズ」は17日、関係者の話としてアメリカ国防総省で中国を担当するチェイス国防次官補代理が台湾を訪問したと伝えました。

訪問の目的は、中国が台湾への軍事的な圧力を強める中、台湾側と安全保障上の協力について協議することだと見られます。

フィナンシャル・タイムズによりますと、国防総省高官による台湾訪問は2019年にトランプ前政権下で東アジア担当の国防次官補代理が訪問して以来で、バイデン政権発足後は初めてです。

今回の訪問について、国防総省の報道担当者は「個別の取り組みなどについてはコメントしないが、われわれの台湾への関与は揺るぎないものであり、台湾海峡の平和と安定の維持に貢献する」としています。

米中関係をめぐっては、アメリカが本土上空を横断した中国の気球を偵察用だと断定し「明確な主権の侵害だ」として撃墜したのに対し、中国が強く反発するなど激しい応酬が続いていて、今回の国防総省高官の台湾訪問によってさらなる関係悪化も予想されます。

#米台(訪問・国防次官補代理)

国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は17日、現在、ブリンケン国務長官が中国を訪問するには「適切な時期ではない」と述べた。

また、政府は中国の習近平国家主席との会談を正式に要請していないと表明。中国の気球は米国に極めて現実的で具体的な脅威をもたらしたとの認識を示しながらも、米政府は他の国に対し中国の高高度の気球に対する行動を起こすよう求めていないとした。

バイデン米大統領は前日、米軍が今月初めに撃墜した偵察気球について、中国の習近平国家主席と協議したいと述べた。

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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