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去年1年間に全国の税関が偽ブランド品などとして輸入を差し止めた件数は前の年より4.7%減りました。ただ、去年10月以降は、個人使用の目的で輸入した場合も新たに取締りの対象とされ、差し止め件数は増加傾向となっています。

財務省の発表によりますと、去年1年間に全国の税関が偽ブランド品などとして輸入を差し止めた件数は2万6942件と、前の年より4.7%減りました。

国や地域別でみると、中国からが全体の75.9%上っています。

品目別ではバッグ類が最も多い28.1%を占め、次いで衣類が21.7%、靴類が13.3%などとなっています。

正規品だった場合を推計した「輸入差止価格」はおよそ183億円に上ります。

サッカーのワールドカップカタール大会が開催されたことで、大会関連の偽のグッズが目立ったほか、日本の大手メーカーを装った浄水器のカートリッジの模倣品が増えているということです。

偽ブランド品については、去年10月から個人使用を目的に輸入した場合も新たに取締りの対象とされました。

10月から12月までの差し止めた件数は、8100件余りと前の年の同じ時期よりおよそ20%増加しています。

「越境EC」と呼ばれるネット通販サイトの利用が広がっていることが背景にあるとみられ、財務省は新たな制度の周知を徹底する方針です。

www.kokusen.go.jp
www.customs.go.jp

#法律(知財法・関税法・偽ブランド品輸入差止め)