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国際通貨基金IMF)の対日審査責任者を務めるラニル・サルガド氏は14日、日銀はインフレ率が持続的に2%に達するまで短期金利をマイナスに維持する可能性が高い一方、長期金利が目標値付近でより柔軟に動くことを認める可能性があると述べた。

メディアとの会合で、日銀は短期金利をマイナス0. 1%に維持することによって緩和政策を維持する必要があるが、日銀が目標とする10年債を含む長期債の利回りがより柔軟に動くことを認めることが重要だと指摘。「3月以降、世界の銀行セクターが困難な状況にある中、利回りは上下に動くことが許容されている」とし、長期金利の上昇は長引く低金利が金融機関の収益に与える負担を軽減するのに役立つため「これは良いことだ」と語った。

また、インフレ率が日銀の2%目標を持続的に達成するまで「短期金利がすぐに変更されることはない」とした一方、日銀が10年債の利回り目標を調整する可能性については「日銀は目標を堅持するだろうが、今後数カ月ほどで見直すかもしれない」とした。

その上で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を調整するとしても、日銀には借入コストを低く抑えるために自由に講じることができる多くの手段があると言及。「量的緩和の継続は、たとえYCCを調整することになったとしても、日銀が持っている手段の一部だ」とした。

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