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京都市は、歴史的な景観を守るため、国の制度も活用して、市街地の96%で建物の高さなどを規制しています。

しかし20代後半から30代の若い世代が働いたり、住んだりする場所の確保が難しいことが課題となっていて、市はマンションやオフィスを増やすため、建物への規制を緩和する新たな都市計画を策定しました。

この中では
京都駅の南側
▽市西部の阪急・西院駅周辺
▽市東部の環状線沿線など、一部の地域で規制を緩和します。

具体的には、京都駅の南側の烏丸通沿いなどでは、オフィスや研究施設などを対象に、高さの上限をこれまでの20メートルや25メートルから31メートルに緩和します。

また市西部の西院駅周辺ではマンションなどを建設する場合一定の条件のもとで高さの上限をこれまでの20メートルから31メートルに緩和します。

一方、京都駅の北側などでは規制の見直しはありません。

新たな都市計画は25日施行され、人口の増加や企業誘致につながるのか注目されます。

高校時代の恩師「人の話に耳を傾けるタイプ」

高島さんが通っていた灘高校の恩師の、木村達哉さんに話を聞きました。

高校時代の高島さんは生徒会長を務めていて、明るく生真面目で、木村先生が嫉妬するほど清潔感があったということです。

また勉強以外の活動にも熱心で、高校時代は東日大震災の被災地にボランティアに行き、弱い立場の人たちの声に耳を傾けていたといいます。

また体力もあり、ラグビー部で泥だらけになりながら、頑張っていたといいます。

その後、高島さんは東京大学ハーバード大学と進学したということです。

芦屋市長選に当選したことについて木村さんは「ハーバード大卒というと企業からも引く手あまただと思うが、あえて市長選に出ることを選んだのが共感がえられたのではないか」と話しています。

灘高時代の恩師 木村達哉さん

そのうえで高島さんについて「人の話に耳を傾けるタイプなのですごく向いていると思う。政治に無力感を感じている子が多いから、しっかり公約を守ってほしい。高島らしく、今までどおり弱い人たちの話を聞いて、その立場に立ってしっかりと発信と傾聴のできる市長になってほしい」とエールを送っていました。

一緒に活動してきたNPO事務局長「いつも走ってるイメージ」

高島さんは、全国の学生に海外の大学に進学する機会を提供するNPOの理事長を務めています。

灘中学校時代の先生で、その後、NPO法人で一緒に活動してきた金井文宏事務局長に話を聞きました。

市長選へ挑戦すると聞いたのは去年の夏前だったといいます。

金井さんは一度企業に勤めるなど、社会人としての経験をすることも一つの選択だとアドバイスしたそうです。

しかし、高島さんの立候補の決意は固く、その後は、政策を勉強するだけでなく、SNSを通じて市民の声を集めるなど、熱心に準備していたといいます。

高島さんの人柄については「深く悩む姿はあまり見たことがなく、悩むくらいなら人に会って話を聞く人です。立候補するにあたり『今の自分には何が足りないですか?』と周囲に問いかけていました。とにかく人の話を聞くために、常にアポイントが入っていて、いつも走っているイメージです」と話しています。

また、以前はめがねがトレードマークでNPOでは「ハリーポッター」というニックネームで呼ばれて親しまれていたということです。

特に子どもたちから人気があったということで「大学時代に学んだ再生エネルギーについて自分で撮影して実況しながら現場から若い子たちに向けて熱く語っていた。教育に熱い思いを持っているし、多くの人の話を聞き、市民が主役の政治を実現できるはずだ」と話していました。

当選から一夜明け駅前であいさつ

高島崚輔さんは当選から一夜明けた24日朝、駅前に立ってあいさつし「世界で一番住み続けたい芦屋を目指して努力していく」と決意を述べました。

23日に投票が行われた芦屋市長選挙では、無所属で新人の高島崚輔さんが2期目を目指した現職らを抑え、初めて当選しました。

高島さんは26歳で、全国市長会によりますと、全国の市長で歴代最年少での当選です。

一夜明けて、高島さんは午前7時からJR芦屋駅前に立ってあいさつし、行き交う人から「頑張ってください」と声をかけられると握手で応じていました。

このあと、高島さんは記者団の取材に応じ、「期待に応えるために、市民のお一人お一人と対話を積み重ねながら、きっちり仕事をする。『世界で一番住み続けたい芦屋』を目指して、これからの4年間、結果を残せるよう努力していきたい」と話していました。

市内に住む60代の男性は「経験面で少し不安もありますが、既成概念にとらわれずに自分の実行力を信じてやってほしい」と話していました。

また、40代の男性は「若さがいいと思います。失敗してもいいから、いろいろおもしろいことをしてほしい」と話していました。

#アウトドア#交通