「ラ・マンチャの男」松本白鸚さん 通算1324回目の舞台に拍手 #nhk_news https://t.co/ymK8Myobga
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年4月24日
「ラ・マンチャの男」は、スペインの小説「ドン・キホーテ」をもとにしたミュージカルで、日本では、松本白鸚さんが1969年から54年間にわたって主役を演じてきました。
白鸚さんは、去年(2022年)2月に最後の公演を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で途中で中止となり、今月(4月)14日から改めて最終公演が行われていました。
最終日の24日は、80歳の白鸚さんが演じる最後の「ラ・マンチャ」を見届けようと神奈川県 横須賀市の劇場にはおよそ1300人の観客が訪れました。
そして通算1324回目となるおよそ2時間半の舞台を演じきると、客席からはスタンディングオベーションで「ありがとう」や「ブラボー」の声援が飛びました。
カーテンコールに登場した白鸚さんは、共演した娘の松たか子さんから花束を受け取ると、客席に向かい「初演から54年、足を運んでくださるお客様のおかげできょうまでやれました。これからも命ある限り芝居を続けてまいります」とあいさつしました。
そして観客や共演者たちと劇中の曲、「見果てぬ夢」を歌って最後の公演が終わりました。
横須賀市の60代の女性は、「劇の内容と白鸚さんの人生がリンクして胸が熱くなりました。勇気と元気をもらった気がします」と話していました。
#エンタメ