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14日に投開票を控えたトルコ大統領選の野党候補ケマル・クルチダルオール氏は12日、交流サイト(SNS)で公開された「ディープフェイク」と呼ばれる偽造コンテンツはロシアに責任がある具体的な証拠を自身の所属政党が握っていると主張した。

クルチダルオール氏はロイターのインタビューで、ロシアがトルコの内政に干渉することは容認できないとしつつ、大統領選で当選した場合にはロシアとの良好な関係を維持するとも語った。共和人民党(CHP)のクルチダルオール氏は世論調査エルドアン大統領をややリードしている。

偽造コンテンツはロシアに責任があると11日にツイッターで投稿したことについては「それ(具体的な証拠)がなければツイートしなかっただろう」と表明。この問題でロシア大使館に連絡はしていないとし、コンテンツの内容に関して詳細は説明しなかった。

クルチダルオール氏は「私たちは他国がトルコの選挙のプロセスに干渉し、ある政党を支持することは容認できないと考える。このことを全世界に知ってもらいたかったのでツイートで公然と呼びかけた」と答えた。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、クルチダルオール氏にそうした疑惑を提供した人物は嘘つきだとし、ロシアはトルコとの関係を重視していると語った。

大統領選で小規模政党から出馬したムハッレム・インジェ氏は11日、ネット上での偽の「人格攻撃」を理由に選挙戦から撤退すると表明した。詳細はほとんど明らかにしなかった。

14日に投開票を控えるトルコ大統領選の主要野党候補ケマル・クルチダルオール氏は、ソーシャルメディア上での「ディープフェイク」と呼ばれる偽造コンテンツに責任があるとしてロシアを非難した。

同氏は11日夜にトルコ語とロシア語の両方でツイート。具体的なコンテンツには言及せず、トルコの「ロシアの友人」が「昨日この国で公開されたディープフェイクコンテンツ」に責任を負っていると非難。「5月15日以降も友好関係を続けたいのであれば、トルコ国家から手を引いてほしい。われわれはまだ協力と友好を支持している」とした。

ロシアとトルコ両政府は密接な関係にあり、ロシアはトルコにとって最大のエネルギー供給国。プーチン大統領エルドアン大統領はエネルギーやウクライナ戦争などさまざまな問題について頻繁に会談を行っている。

一方、ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は、ロシアがトルコ大統領選に介入したとの疑惑は虚偽であり、でっちあげだと否定。「われわれは公式に、いかなる干渉の問題も存在しないことを宣言する。もし誰かがクルチダルオール氏にそのような情報を提供したとすれば、それは嘘つきだ」と述べた。

また、ロシアはトルコとの二国間関係を重要視しており、こうした非難を「断固として拒否する」とした。

#露土(トルコ大統領選野党候補ケマル・クルチダルオール・選挙干渉・ディープフェイク)

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