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米下院共和党の保守強硬派議員は4日、前日に成立した連邦債務上限を2025年1月1日まで停止する「財政責任法」の歳出削減幅を巡り、同党のマッカーシー下院議長の「信頼性に問題」が生じたと指摘し、議長の解任動議提出に含みを持たせた。

議員連合「フリーダム・コーカス(自由議連)」のケン・バック下院議員はCNNの番組で、マッカーシー氏が今年1月の下院議長選の際に約束していた大幅な歳出削減が同法に盛り込まれなかったと批判。

同法は2024年度の歳出を23年度のほぼ横ばいに維持し、25年度は1%増にする内容。バック氏は、マッカーシー氏が22年度の水準まで歳出を削減すると約束していたと述べた。

同議連が議長解任動議を提出するかどうか問われると「すぐにそうなるかは分からないが、マッカーシー議長に信頼性の問題があるのは分かっている」と述べた。

マッカーシー氏は1月の議長選が混迷した際、解任動議を議員の1人でも提出すれば投票を可能にするルール変更に合意しており、強硬派の意向が働きやすくなっている。

一方、バイデン政権との債務上限交渉に当たった共和党のギャレット・グレイブス下院議員は、CBSの番組で「マッカーシー氏の地位は絶対的に盤石」と強調した。

マッカーシー氏はFOXニュースの番組で、同法は「完璧ではないが再建の第一歩だ」と強調した。

#債務上限(財政責任法・「フリーダム・コーカス(自由議連)」)

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#債務上限(財政責任法案・署名成立)

#2024大統領選(ルパート・マードック・デサンティス推し)

#デサンティス(北朝鮮・トランプ・WHO)

2024大統領選(リズ・ハリントン「デサンティス」)

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#デサンティス(広報官・ゼレンスキーとキス)

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2024年米大統領選への出馬を表明している共和党のニッキー・ヘイリー氏は4日、ロシアとの戦争でウクライナの勝利を望んでいるか明言しなかったとして、トランプ前大統領とデサンティス・フロリダ州知事を批判した。

ヘイリー氏はトランプ前政権下で国連大使を務めた。トランプ氏とデサンティス氏も出馬を発表しており、ヘイリー氏にとって指名争いのライバルだ。

トランプ氏は最近のタウンホールイベントで、戦争終結を望んでいるが、ウクライナとロシアが和平交渉をするのを支援すると発言。

デサンティス氏も最近、和平を支持するとしたほか、25年1月に次期大統領が就任宣誓を行うまでに戦争が終結していることを期待しているなどと述べた。また、ウクライナは「領土問題」だとするコメントが批判を浴び、その後撤回に追い込まれている。

ヘイリー氏はアイオワ州で行われたCNNのタウンホールで、「これは領土問題で、中立を保つべきと言うのは正しくない」と主張。ウクライナが勝利することが、われわれの国家安全保障にとって最善の利益だ」と語った。

5月に実施されたロイター/イプソス世論調査によると、大統領選の共和党候補者を選ぶ予備選挙有権者による支持率は、トランプ氏が49%で他を圧倒。第2位はデサンティス氏の19%。3位以下との差は大きく、ヘイリー氏はわずか4%にとどまっている。

#2024大統領選(ニッキー・ヘイリー「ウクライナ勝利が利益」)

#米大統領

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