ブラジル 前大統領の政治活動制限求める裁判 審理開始 #nhk_news https://t.co/ADlAWuldzf
— NHKニュース (@nhk_news) June 23, 2023
去年10月に行われたブラジルの大統領選挙で敗北したボルソナロ前大統領は、電子投票が導入されたブラジルの選挙制度について「不正が行われるおそれがある」などと選挙前に繰り返し批判してきました。
ブラジルの高等選挙裁判所は22日、ボルソナロ氏が去年7月に大統領官邸で開いた外国大使との会合の場でも根拠を示さないまま同様の批判を行うなど権力を乱用したとして、ボルソナロ氏の政治活動の制限を求める裁判の審理を始めました。
有罪となった場合、ボルソナロ氏は再選に向けた立候補が8年間にわたって禁止される可能性があります。
これに対し、ボルソナロ氏側は「選挙を有利にするためではなく外交活動の一環で発言したもので、権力の乱用にはあたらない」などとして、争う姿勢を示しました。
ボルソナロ氏をめぐっては、議会の最大野党の名誉党首を務めるなど現在も影響力を保ち、保守層を中心に強固な支持者も多いことから審理の行方が注目されています。
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