国連軍司令部「米人が軍事境界線越え 北朝鮮側に無断侵入」 #nhk_news https://t.co/wviHVBZl1E
— NHKニュース (@nhk_news) July 18, 2023
国連軍司令部は、韓国と北朝鮮の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)のJSA=共同警備区域を見学するツアーに参加していたアメリカ人が、軍事境界線を越えて北朝鮮側に無断で入ったとツイッターに投稿しました。
北朝鮮が、このアメリカ人を確保しているということで、事態の把握のため、国連軍が北朝鮮軍の関係者と協力しているとしています。
在韓米軍兵士 軍事境界線を意図的に許可なく越えて北朝鮮側に #nhk_news https://t.co/WNJpofHcRV
— NHKニュース (@nhk_news) July 18, 2023
韓国に駐留するアメリカ軍は18日、声明を発表し韓国と北朝鮮の軍事境界線にあるパンムンジョムのJSA=共同警備区域を見学するツアーに参加していた兵士が「意図的に許可なく軍事境界線を越えて北朝鮮側に入った」と明らかにしました。
兵士は北朝鮮側に確保されているとみられるということで、事態の解決に向けて北朝鮮軍とやりとりしているとしています。
オースティン国防長官は記者会見で「状況を注視し調べを進めている。最も懸念していることは兵士の健康状態だ」と述べ、事態の推移を見極めながら対応にあたっていく考えを示しました。
またホワイトハウスのジャンピエール報道官は記者会見でバイデン大統領も報告を受けたとした上で、韓国や首都ピョンヤンに大使館を置くスウェーデンと連絡を取り合っていると明らかにしました。
アメリカの複数のメディアは、兵士は軍の懲戒処分を受けることになっていて、アメリカに帰国する予定だったところ私的にツアーに参加したと伝えています。
米兵が北朝鮮に越境、拘束のもよう 米当局者 https://t.co/ugvYRHjrMP
— ロイター (@ReutersJapan) July 18, 2023
米軍兵士が18日に韓国と北朝鮮の軍事境界線から北朝鮮側に越境したと米当局者が明らかにした。北朝鮮に拘束されたとみられるという。
在韓米軍によると、この兵士は板門店の共同警備区域(JSA)を見学する民間ツアーに参加していた際、「故意に無断で南北軍事境界線を越え、北朝鮮側に入った」という。
米軍はこの兵士が2021年に入隊したトラビス・T・キング氏だと公表した。
オースティン国防長官は記者会見で「まだ不明な点が多い」とした上で、「兵士が(北朝鮮に)拘束されていると確信しており、状況を注視し調査している」と述べ、懸念を表明した。
在韓米軍の報道官は、問題の解決に向けて北朝鮮の朝鮮人民軍と協力していると明らかにした。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、国防総省と国務省、国連が情報把握と解決のために取り組んでいると説明。米兵の健康状態の確認が最大の関心事だとも述べた。スウェーデンや韓国とも連携しているという。
米当局者によると、この兵士はなんらかの違反により韓国で拘留された後、米国の所属部隊に戻るため米軍により空港に移送されていた。だが、空港のセキュリティー通過後に抜け出したという。空港には非武装地帯見学ツアーの広告があり、兵士は参加を決めたとみられる。
米当局者の話では、この兵士は軍から懲戒処分を受けることになっていたが、逃亡した時点で拘束はされていなかった。
CBSニュースによると、同じツアーに参加していた人は、この兵士が大声を出しながら建物の間に向かって走っていたとし、「最初は悪い冗談と思ったが、戻ってこなかったので、冗談でないと分かった」と述べた。また、兵士が走り去った先に北朝鮮兵士の姿はなかったという。
兵士がどのくらいの期間拘束されるかは不明だが、専門家は今回の事案が北朝鮮にとって貴重なプロパガンダになり得るとの見方を示した。
米朝を巡っては、核兵器を搭載できる米国の戦略原子力潜水艦(SSBN)が韓国に入港したほか、北朝鮮がミサイル発射を繰り返すなど緊張が高まっている。
#米韓(核協議グループ・初会合)
#米韓(巡航ミサイル原子力潜水艦「ミシガン」・入港)
#米韓(共同訓練・B52戦略爆撃機)
#日米拡大抑止協議
#核戦争(NSC=国家安全保障会議キャンベル・インド太平洋調整官「拡大抑止」)
#米朝(金与正・拡大抑止)
韓国 ユン大統領 42年ぶり入港の米戦略原子力潜水艦を視察 #nhk_news https://t.co/LwQp2zvBbI
— NHKニュース (@nhk_news) July 19, 2023
韓国 南東部のプサンには18日、アメリカ海軍の戦略原子力潜水艦「ケンタッキー」が入港し、ユン・ソンニョル大統領が19日に港のある海軍基地を訪れました。
ユン大統領は、米韓両軍の兵士らを前に激励のあいさつをし、「アメリカの戦略兵器を通じて北が核の挑発を夢にも見られないようにし、仮に北が挑発すれば、政権の終末につながることを警告した」と述べました。
今回の入港は、ことし4月の米韓首脳会談での合意に基づくもので、戦略原子力潜水艦が韓国に入港したのは、東西冷戦時代の1981年以来、42年ぶりです。
ユン大統領はこのあと、キム・ゴニ(金建希)夫人とともに潜水艦に乗艦して内部を視察し、アメリカ側から説明を受けていました。
核弾頭を積んだ弾道ミサイルを搭載できる戦略原子力潜水艦は、ICBM=大陸間弾道ミサイルと戦略爆撃機とともに、アメリカの核抑止力を構築する「3本柱」の1つとされていて、その行動が公開されるのは異例です。
米韓両国は18日、「拡大抑止」の強化に向けて新たに設けた「核協議グループ」の初会合をソウルで開いていて、北朝鮮に対する抑止力を強めていく方針です。
#米韓(戦略原子力潜水艦「ケンタッキー」・入港・尹錫悦大統領・視察)
#米韓(核協議グループ・初会合)
#米韓(巡航ミサイル原子力潜水艦「ミシガン」・入港)
#朝鮮半島