ブラジル国勢調査、先住民数が倍増 調査方法変更で把握改善 https://t.co/wgjHjiw6Bo
— ロイター (@ReutersJapan) August 8, 2023
ブラジル地理統計院(IBGE)が7日発表した2022年の国勢調査で、国内の先住民数が169万人となった。10年の調査で把握された89万6917人から約2倍に増えた。
政府当局者や専門家らはこの増加について、今回初めてアマゾン森林の遠隔地まで出向いて調査を行ったなどの調査方法変更が原因とみている。
グアジャジャラ先住民相は今週、アマゾン協力条約機構(ACTO)加盟8カ国との地域首脳会議が行われるベレンの会場で、多くの先住民が自身の身分を特定されることに問題を感じなくなっていると指摘。「以前は殺害を恐れて身分を隠さざるを得なかった」と述べた。
グアジャジャラ氏と同席したテベット企画相は、極右だった前政権が国勢調査活動縮小し、先住民のために働いていた組織を解散したのに対し、ルラ現大統領は先住民問題に対応する省庁を設置したと述べた。
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