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英国の第2・四半期の国内総生産(GDP)は6月の好調に助けられ、予想外に増加した。ただ、新型コロナウイルス流行前の水準を回復していない。

英国立統計局(ONS)が11日発表した第2・四半期のGDPは前期比0.2%増加、前年比0.4%増加。ロイターがまとめたエコノミストの予想は前期比が変わらず、前年比0.2%増加だった。

6月は0.5%増加で、エコノミストの予想の0.2%増を上回った。ONSによると、5月に追加の祝日があったことが押し上げ要因との企業の指摘があった。

プラス成長を受け、イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ継続観測が高まった。英中銀は今月、0.25%ポイント利上げを決定した際、経済の底堅さを理由の一つに挙げていた。

プレミア・ミトンのファンドマネジャー、ニール・ビレル氏は「英中銀は、近いうちに利上げを一時停止することを考えていただろうが、GDPでそれが難しくなる」と指摘した。

第2・四半期は、製造業の生産が前期比1.6%増加。最初のロックダウン終了後の回復を除き、19年初め以来の伸びを記録した。

ハント財務相は「政府のインフレ対策が効果を上げ始めている。経済成長に必要な強い基盤が築かれつつあるということだ」と述べた。

第2・四半期のGDPは、コロナ前の19年終盤を0.2%下回る。

エコノミストの間では、今後厳しい状況を予想する声が大勢。キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、ルース・グレゴリー氏は「金利上昇の悪影響は大半がまだこれから出てくる。年内に浅い景気後退に向かうというコンセンサスより弱気な予想を維持する」と述べた。

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