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7年前の2016年7月、バングラデシュの首都ダッカで、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る男らが飲食店を襲撃し、現地でJICAの事業を請け負い活動していた日本人7人を含む22人が犠牲となりました。

JICAでは、この事件を受けてバングラデシュから海外協力隊員20人余りを緊急に帰国させ、その後は安全上の理由から隊員の派遣を中断していました。

それから7年がたち、JICAは現地の治安が落ち着いているとして、来月以降、海外協力隊の派遣を再開することを決めました。

まずは若手隊員2人を短期で派遣し、障害がある人のリハビリや食品の衛生管理などの分野で支援を行うということです。

バングラデシュでの海外協力隊の活動は、独立の2年後の1973年から始まり、多いときで60人以上が派遣されるなど多くの実績があり、地元からは再開を望む声が寄せられていました。

バングラデシュは、経済成長のポテンシャルが注目される一方で、貧困や格差も大きくJICAは「協力隊員には人々の生活向上や、地方での格差解消などに貢献してほしい」と話しています。

テロ事件で犠牲の日本人7人の慰霊碑も去年現地に

テロ事件で犠牲になった日本人7人は、首都ダッカで日本が支援する都市鉄道の事業計画の策定にJICAのコンサルタントとして関わっていました。

去年12月には、都市鉄道の一部の路線が開業し、毎日、大勢の人たちに利用されていて、経済発展に伴って深刻化している交通渋滞や大気汚染の緩和につながることが期待されています。

現地の鉄道の施設内には、犠牲となった7人の慰霊碑も去年設置され、英語、日本語、それに地元のベンガル語で「あなたがたの貢献を決して忘れません」と書かれています。

感染症「ポリオ」対策で高い評価

海外協力隊がバングラデシュで行ってきた支援活動の中でも高い評価を受けている活動の一つが、感染症「ポリオ」対策です。

「ポリオ」は幼い子どもが感染しやすく手足がマヒするなどの後遺症が出る病気で、予防接種で感染を防ぐことが大切です。

バングラデシュでは1999年から2015年までの間に70人近い隊員がこの感染症対策にあたりました。

隊員たちはすべての子どもたちが予防接種を受けられるよう、地方の遠隔地まで足を運び、雨季には舗装されていないぬかるんだ道で足がドロドロになるようなこともあったということです。

こうした支援活動がバングラデシュでのポリオ撲滅につながりました。

海外協力隊が現地に戻ることで、感染症対策などでバングラデシュの人々の健康や命を守ることに貢献することが期待されています。

#日孟(JICA・海外協力隊員・派遣再開)

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