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アフリカ・ソマリア沖の海賊対策にあたる多国籍部隊の司令部がある中東・バーレーンで、司令部に派遣されている自衛隊員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

海上自衛隊ソマリア沖の海賊対策のため護衛艦と哨戒機の部隊を派遣しているほか、バーレーンにある多国籍部隊の司令部で各国との調整にあたる要員として隊員10人余りを派遣しています。

防衛省によりますと、このうち20代の男性隊員1人が、日本時間の18日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

隊員は現地の医療機関入院して治療を受けているということです。

隊員の宿舎に出入りする清掃業者に感染が確認されたことから、宿舎に入居している7人の隊員を検査したところ、このうち1人の感染が確認されたということです。

感染が確認されなかった6人についても、司令部には出勤させず、宿舎で待機させる措置をとっているということです。

防衛省は、司令部の機能は維持されており、海上自衛隊や各国の海軍が行っている海賊対策の任務に影響はないとしています。

海上自衛隊のP3C哨戒機の部隊は、アフリカ東部のジブチを拠点に、ソマリア沖のアデン湾でおよそ3か月交代で海賊対策にあたっていて、ことし1月に派遣された部隊が交代の時期を迎えています。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ジブチ政府が海外からの入国を厳しく制限していることから、現地への交代要員の派遣について現時点で調整がついていないということです。

ただ、現地に派遣している哨戒機は、安全上の規定で来月上旬に日本で定期的な整備をする必要があることから、防衛省は、先に機体だけを交代させる対応をとることになりました。

防衛省によりますと、交代する機体は今月24日に青森県八戸航空基地を出発する予定で、パイロットについては特別に一時的な入国の許可を得ているということです。

現地では当面、いま派遣されている隊員が活動を続けますが、防衛省は、派遣の長期化による隊員の心身への影響などを考慮して、引き続きジブチ政府と交代要員の派遣について調整するとしています。

海賊対策にあたる部隊は、ことしから日本に関係する船の安全確保に必要な情報収集も任務に加わっています。

河野防衛大臣は記者会見で、「ジブチ政府も、感染者がかなり急速に増えていることもあり、いろいろと心配している。哨戒機の整備期限が迫っているので、機体の入れ替えを先にやりたい」と述べました。

そのうえで、河野大臣は、「『オペレーションに特に影響は無い』と報告を受けているが、隊員の派遣を無期限に続けられるものではないので、ジブチ政府と、交代する隊員の派遣についても調整を進めていきたい」と述べました。

イスラエルのネタニヤフ首相は先月の総選挙でみずからが率いる連立与党が過半数割れに追い込まれましたが、その後、深刻化する新型コロナウイルスの問題を受けて国難を乗り切るには与野党の大連立政権が必要だ」として野党側を取り込もうと連立交渉を進めていました。

その結果、ネタニヤフ首相は20日夜、先の総選挙で第1党の座を争ったイスラエル軍の元参謀総長ガンツ氏が率いる中道会派、「青と白」と連立合意を交わしたと発表しました。

ネタニヤフ首相はこれで野党側の切り崩しに成功した形となり、11年続く長期政権を維持する見通しになりました。

イスラエルでは与野党の激しい対立からこの1年に総選挙が3度、実施されるなど政治のこう着状態が続いてきましたが、これでひとまずは収束に向かいそうです。

一方、発表された共同声明ではアメリカのトランプ政権が発表したイスラエルに有利な中東和平案に沿ってことし7月にパレスチナ占領地の併合に関する対応策を示すとしていて、パレスチナ側はすでに反発を強めています。

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