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EUヨーロッパ連合が31日に発表したドイツやフランスなどユーロ圏20か国の8月の消費者物価指数は、去年の同じ月と比べて5.3%の上昇となり、伸び率は前の月と同じでした。

これは、エネルギー価格が3.3%の下落と、4か月連続でマイナスとなったのに対して、アルコールとたばこを含む食品の項目が9.8%の上昇と、依然として高い伸びとなっているためです。

ユーロ圏の消費者物価の伸び率は、去年10月と11月に10%を超えていた水準から下落傾向にはありますが、中央銀行が目標とする2%をまだ大きく上回っています。

一方、利上げとインフレによるマイナスの影響は広がっており、ユーロ圏経済のけん引役となっているドイツが景気対策としておよそ5兆円にのぼる減税を打ち出す事態になっています。

ヨーロッパ中央銀行が、来月予定されている金融政策を決める理事会でインフレを抑え込むため10回連続の利上げに踏み切るか、それとも見送るのか、その判断が注目されます。

#経済統計(EU消費者物価指数

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