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9日、現地時間の午後、タイの首都バンコクで、入管施設に収容されていた35歳の日本人の男が当局の車を奪って逃走しました。

入管当局によりますと、男は裁判所から入管施設に戻った際、足が痛くて歩けないと訴えたということで、入管の担当者が車いすを用意しようとした隙に車の運転席に乗り込み、そのまま自ら運転して走り去ったということです。

男は入管施設の門を車で突き破って逃走し、入管施設から5キロほど離れた場所に車が乗り捨てられているのが見つかりました。

当局によりますと、男は不法滞在でタイの入管施設に収容されていて、日本に強制送還される予定だったということです。

タイの警察は男の行方を追っています。

#タイ(入管施設に戻った際・日本人の男「足が痛くて歩けない」・当局の車を奪って逃走)

フィリピン政府は、太平洋戦争のあと現地に取り残されたいわゆる残留日本人が、日本国籍を取得して出国する際にこれまで不法滞在とみなして科してきた罰金の免除を決めました。この見直し後初めて、10日、残留日本人が日本を訪れました。

フィリピンの首都マニラにある国際空港から、10日朝に日本に向かったのはいわゆる残留日本人で82歳の小山マルガリタ・ヒロコさんです。

小山さんは太平洋戦争の混乱で日本人の父親と生き別れてフィリピンに取り残され、2017年にようやく日本国籍を取得できました。

しかしこれまでは、出国に際して、出生時までさかのぼって不法滞在とみなされ、フィリピン政府に日本円でおよそ500万円の支払いを求められてきたということです。

このため、日本大使館がフィリピン政府と交渉を続けた結果、ことし7月に制度の運用が見直され、大使館の証明書などを条件に罰金の支払いが事実上免除されることになりました。

小山さんは見直し後初めて日本に渡航する残留日本人となり、10日朝、空港では大使館の職員や支援団体のスタッフらが出国の手続きに付き添いました。

小山さんは日本で父親の墓参りをする予定で、「父にかける言葉はまだわからないが、泣いてしまうと思う。日本に行けるとは思わなかった」と話しました。

出国に付き添った日本大使館の花田貴裕公使は、「今後も帰国が円滑に行われるよう最大限の支援を続けたい」と話しました。

#日比(残留日本人・出国・「不法滞在」罰金免除)

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#東南アジア