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野球の18歳以下のワールドカップは台湾で行われ、日本は10日の決勝で、バントや足を絡めた攻撃で地元の台湾に2対1で逆転勝ちし、10回目の出場で初優勝を果たしました。

日本代表の選手たちは11日に帰国し、羽田空港の到着ロビーでは集まった人たちから拍手で迎えられました。

記者会見で、キャプテンを務めた広島の広陵高校の小林隼翔選手は「ミスもあったが、全員でふんばることができた。『チーム力』でつかんだ世界一だと思う」と振り返りました。

また、慶応高校の丸田選手は、甲子園の優勝に続き、世界一にも輝いたことしの夏を振り返り、「世界一も日本一も経験したのは僕しかいないので、本当に幸せ者だと思う。この夏の密度が濃すぎて、まだ自分でも、一つ一つの喜びをかみしめられていない」と喜びを語りました。

決勝で完投した大阪桐蔭高校の前田悠伍投手は「チームを優勝に導くことができてうれしい。世界一という大きな経験をどう生かすかは、自分次第だ。しっかり今後につなげたい」と話していました。

馬淵史郎監督は「少なくとも高校野球では『スモールベースボール』が世界に通用するということを示せてよかった。選手たちは、よく頑張ってくれた」とたたえていました。

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