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ヨーロッパ中央銀行は14日、本部があるドイツのフランクフルトで金融政策を決める理事会を開き、主要な政策金利を0.25%引き上げることを決めました。

利上げは、去年7月から10回連続で、主要な政策金利は4.50%となります。

ユーロ圏の8月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて5.3%の上昇と、過去最高だった去年10月の水準から半分に鈍化したものの、高止まりが続き、目標とする2%を大きく上回っています。

一方、1年以上にわたる利上げの影響で、個人消費や企業活動が低迷し、銀行の貸し出しが減るなど、ユーロ圏の景気の先行きには不透明感が強まっています。

このためヨーロッパ中央銀行は、この日の理事会はデータ次第で、利上げを見送る可能性も示唆したものとみられていました。

理事会のあとの声明で、ヨーロッパ中央銀行は「インフレ率は下がり続けてはいるが、高すぎる状態が長く続くと予想される」と述べ、目標としている2%の目標を実現するために利上げが必要だという判断を強調しました。

ヨーロッパ中央銀行総裁 “意見割れた”
ヨーロッパ中央銀行のラガルド総裁は理事会の後の記者会見で、この日の利上げの判断をめぐっては、理事会のメンバーの意見が割れたことを明らかにしました。

そのうえで、「いまがピークだと言っているわけではない」とも述べ、この先、さらに追加で利上げする可能性があることを示唆しました。

さらに今後の政策について、「データ次第だ」とあらためて述べ、利上げと据え置きと両にらみで判断することを強調しました。

また、ヨーロッパ中央銀行は、最新の物価見通しもまとめました。

それによりますと▼ことし2023年のインフレ率は5.6%、▼来年2024年は3.2%と、ことし6月時点の見通しよりそれぞれ0.2ポイントずつ引き上げ、ユーロ圏のインフレが長引くという見方を示しました。

#ECB(政策理事会・0.25%利上げ・利上げは10回連続 )

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