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秋篠宮ご夫妻は、現地時間の24日午前、ユネスコ世界文化遺産に登録されているミーソン遺跡を訪ねられました。

ミーソン遺跡は、ベトナムの中部から南部で2世紀から15世紀にかけて栄えアジアの海洋交易を支配したチャンパ王国の聖地で、ヒンズー教の影響が見られるレンガや石造りの遺跡群です。

ヒンズー教の神話を描いた美しい浮き彫りが施された71の塔が残されていて、日本が出土品の保存と研究ための施設を兼ねた展示館の建設などを支援しています。

ご夫妻は、案内人に質問したり写真を撮ったりしながら、30分ほど遺跡内を歩かれました。

秋篠宮ご夫妻は、6日間にわたるベトナム公式訪問の日程を終え、25日夕方帰国されます。

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#秋篠宮家(ベトナム・親善訪問)

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#天皇家

小惑星ベンヌ」で採取した石などの試料が入った米航空宇宙局(NASA)のカプセルが24日、地球に帰還した。探査機「オシリス・レックス」が投下したカプセルがパラシュートで西部ユタ州の砂漠に着地した。

小惑星から試料を地球に持ち帰るのは日本の「はやぶさ」と「はやぶさ2」に続き3例目で、NASAとしては初めて。回収した試料の重さはやぶさ2の5グラムを大幅に上回る過去最高の250グラムと推定されている。

ベンヌは直径500メートルほど。約45億年前の太陽系初期に形成されて以来、化学的・鉱物学的性質がほぼ変わっていないため、地球の起源などについて貴重な手がかりを提供する。

オシリス・レックスは2016年に打ち上げられ、18年にベンヌに到達。20年に試料を採取した後、地球への帰途に就いていた。

カプセルは今後、テキサス州にあるNASAのジョンソン宇宙センターに運ばれる。

2016年に打ち上げられたNASA探査機「オシリス・レックス」は地球からおよそ3億キロ離れた小惑星ベンヌに着地して、表面にある石や砂などを採取したあと、地球に向かって飛行していました。

そして、24日、採取した石などが入ったカプセルを地球に帰還させるミッションが行われました。

カプセルは直径およそ80センチ、高さおよそ50センチの円盤のような形で、探査機から切り離されて大気圏に突入したあと、パラシュートを展開してゆっくりと地上に降下し、日本時間の24日午後11時52分、アメリカ西部ユタ州の砂漠地帯に着地しました。

そしてNASAなどの回収チームがヘリコプターで現場に向かい、カプセルは回収されました。

小惑星の石や砂などの試料を地球に持ち帰るのは、日本の「はやぶさ」と、「はやぶさ2」に次いで3例目となります。

カプセルの中にある、密封された容器には採取した試料およそ250グラムが入っていると推定され、このあと、容器がテキサス州にあるNASAのジョンソン宇宙センターに運ばれて特殊なクリーンルームの中で中身の確認が行われます。

試料は、地球の生命の起源や太陽系の成り立ちについて貴重な情報をもたらすことが期待されていて、日本も含む世界中の研究者が解析を進める予定です。

カプセルを切り離した探査機は現在、地球から遠ざかり、新たなミッションとして、別の小惑星の探査に向かっています。

はやぶさ2」責任者 JAXA津田雄一さんも祝福
オシリス・レックス」のカプセルが地球に帰還するのにあわせて日本の探査機「はやぶさ2」のプロジェクトの責任者を務めたJAXA宇宙航空研究開発機構の津田雄一さんも現地を訪れていました。

カプセルが無事、着地する様子を見守った津田さんは「すばらしかった。NASAのチームにはおめでとうと言いたい。地球と小惑星を往復し、『究極の探査』とも言えるサンプルリターンに、また一つ、大きな歴史の1ページが加わったと思う」と祝福していました。

そのうえで「私たちの行ったリュウグウの成果に加え、ベンヌの科学的成果も出ると思うと楽しみだ。ただ、われわれをとりまく宇宙環境の理解と生命の起源を知るには、さらに遠くまで行かなければならない。今回の成果はそのための橋頭保=足がかりができたと考えている」と話していました。

NASA惑星科学部長“『はやぶさ2』チームの協力感謝”
今回、小惑星の石や砂などを地球に持ち帰るミッションに挑んだ「オシリス・レックス」のチームは、同じ、小惑星からの「サンプルリターン」のミッションを成功させている日本の探査機「はやぶさ2」のプロジェクトチームからさまざまなことを学んでいました。

プロジェクトを担当した、NASAのロリ・グレーズ惑星科学部長はNHKの取材に対し「カプセルの回収や開封小惑星から採取したサンプルをどう評価するかなど多くのことを学んだ。『はやぶさ2』チームのすばらしい協力に感謝します」と述べました。

NASAはこれまでに「はやぶさ2」が採取した、小惑星リュウグウ」のサンプルの一部をJAXAから受け取り、今回は小惑星ベンヌ」のサンプルの一部をJAXAに提供することになっていて、グレーズ部長は「2つの小惑星のサンプルを比べることでこうした小惑星が太陽系を周回する中でどのように形づくられてきたのか知ることができる。分析をともに進められることが楽しみだ」と述べて、今後の研究成果に期待を示していました。

#宇宙開発(アメリカ・小惑星ベンヌ」探査機「オシリス・レックス」・カプセル・地球帰還)