鶏もも塩焼きカレー
「カフェゴトー」
パンプキンのタルトと紅茶
マスターはチェスの名手だが、将棋も強い。小学生の頃、当時の大山康晴名人(五冠王)にどうしたら将棋が強くなるか教えてくださいと手紙を出したそうだ。周囲の大人たちは返事をくれるはずがないと言っていたが、ちゃんとハガキが返ってきて、「一つの戦法を徹底的に勉強して、実践で試してみること」と書いてあったそうだ(大山が書いた振り飛車戦法の本の名前と一緒に)。そのハガキはいまでも保管している。マスターは将棋のプロになりたくて、将棋会館がまだ中野にあったころ(木造の建物だった)、そこの研修会(奨励会の子供版のようなもの)に通ったそうだが、そこには「天才」がたくさんいて、自分が井の中の蛙であることを知り、プロを目指すのはあきらめた。大学(立教)に入って、将棋部に入ろうかなと思ったそうだが、チェスのサークルがあるのを知ってそちらに入った。ボビー・フィッシャー(チェスの名人)が日本に滞在していたころ、蒲田に住んでいて、駅前のロータリーのベンチで日がな新聞を読んでいたなんて話も教えてくれた。
結局、夕食は蒲田について「ちよだ鮨」でテイクアウト(20%引き)することにした。
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