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1966年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審が10月27日に静岡地方裁判所で始まるのを前に24日、裁判所と弁護団、検察による非公開の協議が行われました。

弁護団によりますと、この中で裁判長が「袴田さんの出廷を強制しない」と述べ、再審への出廷を免除する考えを示したということです。

弁護団は袴田さんが長期間収容されていた影響でいまも十分に会話ができないことから、再審への出廷を免除するよう求めていました。

関係者によりますと、裁判長などが9月29日に面会した際、袴田さんは「事件は存在しない」という趣旨の発言をしていたということです。

また弁護団は袴田さんが釈放されたあとにみずからノートに記してきたメモのコピーなども提出していて、裁判所は面会やこうした資料の内容もふまえ、出廷は難しいと判断したとみられます。

再審には袴田さんの姉のひで子さん(90)が補佐人として参加し、初公判では袴田さんに代わって起訴内容に対する意見を述べるということです。

弁護団の事務局長を務める小川秀世弁護士は「強制的に出廷させられた場合、いまの精神状態に悪影響を与えるという医師の診断書も出ていたので、安心した」と話していました。

一方、24日の協議の結果、当初の想定より審理に時間がかかる見通しとなったということで弁護団は年度内に審理を終えることが困難になったという見解を示しました。

姉 ひで子さん「主張が認めてもらえてうれしい」
袴田さんの出廷が免除されることについて、姉のひで子さん(90)は、「巌の行動などをしっかりと把握している弁護団の主張が裁判所に認めてもらえてうれしい」と話していました。

#法律(再審・袴田事件弁護団「出廷免除」・静岡地裁裁判長裁判官2人合わせて3人・浜松支部で面会・非公開協議・弁護団「裁判長『袴田さんの出廷を強制しない』」)

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